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2021年11月08日

【コラム】化粧品を入れる容器の役割とは?種類について解説

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化粧品を入れる容器にはいくつかの種類があります。中に入れる化粧品によって適している容器が変わりますので、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。今回は化粧品の容器について紹介します。

 

■化粧品の容器について

普段何気なく使用している化粧品の容器は、化粧水や乳液、美容クリームなど入れる種類によって容器の形状や大きさ、材質などが異なります。以下では、化粧品の容器の材質や形状について詳しく解説します。

 

・材質について

化粧品の容器に使用されている材質は主に、プラスチック(樹脂)とガラスの2つに分類されます。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

<プラスチック(樹脂)>
プラスチック製の容器は、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)の表記があるものです。化粧品だけではなく、塗料や食品、医薬品などの容器としても使用されています。
プラスチック製の容器には、ガラスよりもリーズナブルで着色・加工がしやすいというメリットがあります。プラスチック製の容器は製造過程のメリットだけではなく、軽量で持ち運びがしやすいという消費者側のメリットも大きいため、日常的に使う化粧品の容器として最適です。実際に、化粧品の容器として使用されている容器は、プラスチック製が主流です。

<ガラス>
ガラスは空気による酸化や成分の吸着のおそれがありません。そのため、外部の影響を受けて変色・変質しやすい化粧品を入れる容器として最適です。
一方で、ガラスは割れやすく、重量があるというデメリットもあります。普段使いや頻繁に持ち運ぶ化粧品の容器にはあまり適していません。

・形状について

化粧品の容器の形状は主に、チューブタイプとジャータイプ、ボトルタイプの3つに分類されます。以下では、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

<チューブタイプ>
チューブタイプは、押して中身を取り出すタイプの容器です。指に触れる箇所や空気に触れる箇所が小さいため、非常に衛生的と言えるでしょう。軽量でコンパクトなサイズのものが多く、持ち運びや収納がしやすい点も大きなメリットです。
口元は、滴下タイプやドーム型など製剤の性状や使用方法によってさまざまです。

・キャップについて

キャップの特徴は、容器の形状によって異なります。
スクリュータイプの容器に使用されるキャップは、蓋が外れにくく、液漏れしにくいのが特徴です。ワンタッチタイプは、片手でキャップを開けることができ、キャップが本体にくっついているため、落としたり無くしたりする心配がありません。
ポンプタイプの容器のキャップは、霧状に噴射されるミストタイプと数滴ずつ手に取れるドロップタイプ、泡で出てくる泡タイプがあり、いずれも適量を出すことができます。

・デザインについて

容器のデザインは主に、直接容器に印刷されているものと印刷したラベルを貼り付けているものの2つに分類されます。また、容器そのものが着色されているデザインのものも存在します。
デザイン性の高いものはファッション性に優れているため、化粧品をおしゃれに持ち運びたい方や、見せる収納をしたい方に人気です。

 

■化粧品の容器の役割とは

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化粧品の容器は、クリームやペースト状の化粧品に使用されるチューブタイプや、ハンドクリームや整髪用ワックスに使用されるジャータイプ、液状の化粧品に使用されるボトルタイプなどさまざまです。では、化粧品の容器にはどのような役割があるのでしょうか。

 

・中身を保護する

化粧品の容器には、中身を保護する役割があります。
なかには、可視光線や紫外線によって劣化しやすい化粧品もあるため、光から中身を守ることは容器の大切な役割です。光が直接当たらないように、不透明な容器が用いられる場合もあります。また、変質・変臭の原因になる空気中の酸素や水分を防ぐためにアルミニウムの層が入れられていることもあります。

・化粧品を使いやすくする

容器は化粧品を使いやすくする役割もあります。
容器は形や大きさ、重さなどが緻密に計算されており、それぞれの化粧品の使用や保管がしやすいようになっています。
具体的には、手で持ったときに落としにくい形状や液漏れがしにくいキャップの構造などです。

・デザイン性を高める

化粧品の容器には、デザイン性を高めるという役割もあります。
デザイン性の高い化粧品容器はファッション性に優れており、製品のもつ魅力を引き立たせることが可能です。

 

■おすすめの化粧品容器

・バサラ30角

「バサラ30角」はクリームを保管するのに適している、広口タイプの容器です。透明なため、残量が一目でわかります。対応キャップは、ゴールドのカラーが上品な「バサラ30HSシングル」です。

容量(ml)/NET 300
高さ(mm) 39.3
シリーズ CREAM
幅・直径(mm) 61.8
材質 PET
用途 クリーム

 

・IM-PET150

「IM-PET150」は、化粧水や乳液、美容液、クレンジングなどに最適な容器です。スリムなフォルムのため、スッキリと収納ができるでしょう。キャップは「DJ-L」「IK-L」「NJ-L」「WJ-L」「WJポンプ/OV」の5種類から選ぶことができます。

容量(ml)/NET 150
高さ(mm) 145.29
シリーズ LOTION  
幅・直径(mm) 46.5
材質 PET
用途 化粧水・乳液・美容液・クレンジング

 

・エムボトルNo.100C

「エムボトルNo.100C 」は、コバルトブルーが特徴的なガラス製の容器です。化粧水や乳液、美容液、クレンジングなどに適しています。また、ガラス製はにおいが移りにくいため、アロマ入れとしてもお使いいただけます。対応キャップは「エムスポイドセットNo.100M/白・黒」「エムキャップNo,40白-SPP2.0中栓非対応」「アルミスクリューキャップNo.40L SPP1.0 中栓対応」など12種類から選ぶことができます。

容量(ml)/NET 100
高さ(mm) 108.8
入数 120
シリーズ AROMA
幅・直径(mm) 50
材質 ガラス
色調 コバルト
用途 化粧水・乳液・クレンジング・アロマ

 

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

■まとめ

化粧品の容器は、入れる化粧品によって形状や大きさ、材質などが異なります。材質は主にプラスチックとガラスの2種類で、形状はチューブタイプとジャータイプ、ボトルタイプの3種類です。化粧品の容器は、中身を保護するだけではなく、化粧品を使いやすくしたりデザイン性を高めたりする役割もあります。化粧品の容器を選ぶ際は、どのようなものをどのような用途で使用するのかについてまずは考えることで、最適な大きさや材質のものを選ぶことができます。

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