[【コラム】打栓式細口びんの用途は?選び方やキャップを選ぶ注意点を解説
打栓式細口びんは、調味料や飲料などの保存容器として広く使用されています。
打栓式細口びんには、「注ぎやすく液だれしにくい」「繰り返し使用可能」「高級感が出る」など多くのメリットが挙げられます。
打栓式細口びんを選ぶ際は、内容物の性質に合わせて適切な素材を選ぶことが重要です。そこで本記事では、打栓式細口びんを選ぶ際の注意点を解説します。
また、打栓式細口びんの用途やおすすめの商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
打栓式細口びんは「調味口」とも呼ばれ、主に調味料を入れることを目的とした口部規格の瓶です。密閉性が高く、液漏れを防げるため長期保存に適しています。
ガラス製の本体にプラスチック製のキャップを打栓・圧入して使います。打栓式細口びんは、一般的に手軽に開閉ができる「ヒンジ口」のキャップを使用することがほとんどです。
キャップの装着に打栓機を使用することで、確実に密閉ができます。打栓式細口びんは使い勝手がよく、容量や色、キャップの種類も豊富に取りそろえられているため、用途に合わせて選択ができます。商品の良さを引き出せるデザイン性も魅力の一つです。
主な用途は以下の通りです。キャップによって用途を変えられます。
● 調味料
● ソース
● ドレッシング
● オイル
調味料の保存だけでなく、小容量のジュースや希釈タイプの飲料を入れる瓶としても活用できます。細口の形状により液体を注ぐ際の操作性がよく、ドリップするのを防げます。
また、容量も豊富に取りそろえられているため、少量の調味料をしっかり保存したい場合にも最適です。
打栓式細口びんは、調味料や飲料の保存に優れた性能を持ち合わせており、さまざまな用途で活用できるでしょう。特にガラス瓶は限定生産品のイメージがあることからお客様に高級品として認識されやすく、多くの飲食店などで利用されています。
打栓式のキャップにより、内容物の液漏れを防げます。キャップを確実に閉めることで密閉性が高くなり、長期保存が可能です。また、内容物への異物の混入を防ぐことができ、衛生的に使用できるのも大きな利点です。
打栓式細口びんのメリットは以下のような項目が挙げられます。
● 液体を注ぎやすい
● デザインのバリエーションが豊富
● キャップによって用途を変えられる
● コルクでおしゃれにできる
● 持ちやすさ・利便性など目的に合わせやすい
● 再利用できる
加えて、容器の形状やキャップの種類、デザインなど、多岐にわたるバリエーションが用意されているのも魅力的です。自社商品の特徴に合わせて、最適な容器を選択できます。
キャップを外すことで繰り返し使えるため、環境に優しい容器です。
打栓式細口びんは、液漏れ防止・衛生面・使いやすさ・デザイン性など、多くのメリットを備えた優れた容器といえるでしょう。
斎藤容器で取り扱いのある打栓式細口びんを3点ご紹介します。
● フレッシュ200ヒンジ
● キッチン200
● 健康時代200
どれも使い勝手の良い商品なので、ぜひご覧ください。
容量(ml)/OF | 210.5 |
重量(g) | 237 |
幅・直径(mm) | 60.4 |
高さ(mm) | 209.3 |
キャップ | ミニヒンジ(26) |
入数 | 35 |
材質/色 | ガラス/トーメイ |
フレッシュ200ヒンジの容量は210mlで、本体の重量は237gと軽量です。キャップはミニヒンジで、片手で楽に開閉ができます。
打栓機を使えば簡単にキャップを閉められ、とても便利です。円錐型で細身のデザインがおしゃれで、オイルを入れて店内に飾るのもよいでしょう。
容量(ml)/OF | 200 |
重量(g) | 200 |
幅・直径(mm) | 48.3 |
高さ(mm) | 180.5 |
キャップ | ヒンジ26S |
入数 | 35 |
材質/色 | ガラス/トーメイ |
容量は200mlと手頃な大きさで、ドレッシング、調味オイル、ソース、液体調味料などの保存に便利です。
キャップはヒンジ26Sタイプで、ワンタッチで簡単に開閉でき、キャップをなくす心配がありません。大きさや形状が手になじみ、持ちやすいデザインが特徴です。
打栓機を使用すれば力を入れなくてもきれいに栓ができます。さらに、瓶の上下に24面を設けているため、ラベルを貼っても輸送時のラベル擦れを防止できます。
容量(ml)/NET | 200 |
重量(g) | 210 |
幅・直径(mm) | 46×59 |
高さ(mm) | 174 |
キャップ | ヒンジ(26) |
入数 | 40 |
材質/色 | ガラス/トーメイ |
健康時代200は高さが174mmと、細身でコンパクトなデザインです。キャップはヒンジ26Sタイプで、簡単に開閉できます。
キャップは、容器の上に乗せ、上から押さえつけることで取り付けられるため、簡単に装着できます。
また、瓶は角部分が面取りされてアーチ状になっており、柔らかい雰囲気ながらも高級感あふれる容器です。
※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満注量のことです。
※NET(ネット):正味容量のことです。
打栓式細口びんを選ぶ際は、内容物の性質、使用目的、キャップの機能など、さまざまな要素を総合的に検討する必要があります。サンプルテストを行い、最適な容器を選択することが大切です。
キャップは、ものによって注出口の形状が異なります。内容物の粘度や使用量に合わせて、適切な注出口形状を選ぶことで、容器の使いやすさが向上するでしょう。
以下の表で、各注出口形状の特徴をまとめました。
注出口形状 | 特徴 |
丸穴 | ・丸く大きな注出口 ・業務用やふりかけ、高めの粘度のものに適している |
扇穴 | ・粘度の高い中身に適した扇型の注出口 ・ドレッシングなどに適している |
一文字穴 | ・卓上用や小容量におすすめ ・サラサラした中身に適している |
菱穴 | ・中間的な注出口サイズ ・ソースやドレッシングに適している |
細穴 | ・立て穴の細い注出口 ・少量使いの油や醤油に適している |
極細穴 | ・極小量の使用に適した極細の注出口 ・少量使いの油に適している |
例えば、粘度の高い中身には丸穴や扇穴が、サラサラした中身には一文字穴が、少量使いの油や醤油には細穴や極細穴が向いています。
このように、中身の粘度や使用量に合わせて適切な注出口形状を選ぶことで、利便性がさらに高くなり、ブランドイメージも上昇します。
打栓式細口びんは、調味料やドレッシングなどの保存に適した容器です。密閉性が高く、液漏れを防げるため、長期保存にも適しています。
手で簡単に開閉できるキャップの使い勝手が良いところが特徴です。内容物の容量や色に合わせられる瓶やキャップが豊富に取りそろえられており、用途に合わせて選択できるのが魅力です。
斎藤容器は、食品容器・ガラス容器の製造・販売を行っており、幅広い商品ラインナップ、そして品質とデザインへのこだわりを誇っているのが特徴です。
当社は打栓式細口びんやキャップを多数取り扱っており、お客様のニーズに合った製品をご紹介いたします。
また機能性だけでなく、商品の外観も重視しているため、お客様の商品ブランディングにも貢献できるでしょう。