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2024年07月22日

【コラム】ゼリーに適した容器は?選び方を徹底解説

 24/02-2-1

 

ゼリーに適した容器は、ゼリーの種類やイメージ、テイクアウトを行うかどうかにより異なります。代表的な容器にはガラス容器・パウチ容器・プラスチック容器の3種類があるため、それぞれの特徴を理解しニーズに合わせて選びましょう。

 

本記事では、ゼリーに適した容器の種類、ゼリー容器を選ぶときのポイント、おすすめのゼリー容器を紹介します。

 

■ゼリーに適した容器の種類

ゼリーは世代を問わず親しまれる定番スイーツのため、菓子店で扱う機会も多いでしょう。ゼリーは入れる容器によって見た目や扱いやすさが異なります。店舗や商品のイメージに合った容器を選ぶようにしましょう。

 

ここでは、ゼリーに適した3つの容器の特徴を紹介します。

 

容器の種類 価格(単価) メリット デメリット
ガラス容器 30~100円 透明度が高い
高級感を演出できる
強度に優れる
衝撃には弱く破損する恐れがある
スパウト付きパウチ容器 90~150円 「飲むゼリー」を販売できる
持ち運びしやすい
ゴミを破棄しやすい
他の容器に比べ単価が高い
プラスチック容器 15~90円 種類が豊富
軽量で強度に優れる
ガラス容器と比べると透明感や高級感に劣る


※価格は参考価格です。

ガラス容器

透明で中のゼリーが確認でき強度にも優れるガラス容器は、菓子店でも定番です。ガラス容器の蓋は金蓋やプラスチックなどいくつか種類があり、好みのものを選ぶことができます。

 

ガラスならではの透明感や手触りで、プラスチック容器では出せない高級感を演出できることも魅力です。他の容器と比べ強度に優れ、容器自体の変形を防げるため、持ち運びのときもゼリーが崩れづらくなります。

 

一方、衝撃や温度変化に弱く、落とす・ぶつける・冷凍するなどすると、割れたりひびが入ったりする恐れがあります。他の容器と比べると重量もあるため、取り扱いには注意が必要です。

 

パウチ容器

パウチ容器は、「飲むゼリー」などを入れて販売するときに使う容器です。スパウトパウチやスタンドパウチ、スタンドパックなどと呼ばれることもあります。スプーンを使わずにゼリーを食べられることから、お見舞いや災害備蓄などの需要も見込めるでしょう。

 

横に寝かせても中身がこぼれることがないので、持ち運びに適しています。食べ終わった後は小さく折りたたんで捨てられ、ゴミの減容化も可能です。容器自体は冷凍に対応しており、長期保存できる商品として販売してもよいでしょう。デメリットは、他の容器と比べるとやや割高な点、充填機が必要な点です。

 

プラスチック容器

プラスチック容器は菓子店やコンビニ、スーパーなどでゼリーを販売するときに使われることが多いタイプです。蓋付きタイプも多く、蓋自体の色や形のバリエーションも豊富です。

 

他の容器と比べて形状やサイズの種類が多いため、希望に合った容器を選びやすいでしょう。軽量で衝撃に強く、持ち運びもしやすくなります。食べ終わったら洗って簡単に破棄できる点もメリットです。一方で、ガラス容器と比べると透明感や高級感を演出しにくい点がデメリットと言えます。

 

 

■3つのポイントでゼリー容器の選び方を紹介

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ゼリーは果汁だけでなく、コーヒーや紅茶、ワインなどをベースに作ることがあります。また水分量により硬さも自由に変えられるゼリーは、スイーツの中でも自由度の高い製品です。

ゼリーの容器はゼリーの印象そのものを左右するため、以下のポイントを確認し、適したものを選びましょう。

 

ゼリーの種類に合わせる

密閉できるかを確認する

ゼリーのイメージに合わせる

 

それぞれについて解説します。

 

ゼリーの種類に合わせる

まずは、ゼリーの種類に適した容器を選びましょう。

 

ゼリーと一口に言っても、果汁ゼリーや果物ゼリー、コーヒーゼリー、ワインゼリー、ゼリー飲料など、さまざまな種類があります。また直接容器にゼリー液を流し込むのか、それともクラッシュしたものを盛り付けるのか、フルーツを入れるかなどによっても必要な容器は異なるでしょう。

 

例えば、果物ゼリーのように旬のフルーツをふんだんに使っているゼリーであれば、透明感の強い容器に入れた方が美しさが伝わりやすいです。一方、水分量が多くジュースのように楽しんで欲しいなら、カップよりもパウチ容器の方が適しているかもしれません。

 

密閉できるかを確認する

ゼリー容器は密閉できるものとできないものがあるため、提供方法に合わせて選びましょう。イートイン需要が多い、硬めのゼリーを販売しているなどであれば、密閉できなくても問題ないかもしれません。一方、テイクアウトがメインの店舗や、軟らかなゼリーが多いのであれば蓋ができる容器をおすすめします。

 

なお、ゼリーの上にフルーツや生クリームを乗せているときは、デコレーションのボリュームにより蓋を使い分けましょう。容器本体よりも上にデコレーションが出るタイプは、蓋をしないと持ち帰り用の箱などに付着する恐れがあります。

 

また、蓋には平らなタイプやドームタイプなど複数の種類があるため、適したものを選びましょう。

 

ゼリーのイメージに合わせる

ゼリーのイメージとカップが合っているかどうかも大切なポイントです。一般的にゼリーの型には以下の形があり、それぞれ雰囲気が異なります。

 

【カップ型】

丸みのある一般的な形で、ゼリー・プリン・ババロアなどスイーツの種類を選ばず使えます。高さや大きさによっても印象が異なる他、脚付きタイプもあります。

 

【スクエア型】

四角タイプのゼリーカップで、おしゃれな雰囲気や高級感を演出できます。ババロアなどと合わせて層のあるゼリーを作ると華やかでしょう。

 

なお、和風のゼリーであれば形以外に、デザインに注目して容器を選ぶのもおすすめです。例えば、陶器のようなデザインであれば、白・黒・緑など控え目な色合いの多い和風のゼリーも良く映えます。

 

■ゼリー用の人気容器をピックアップして紹介

ここでは、斎藤容器で取り扱う人気のゼリー用容器を2つ紹介します。なお、斎藤容器では下記以外にも、プリンやケーキにも合わせやすい複数のデザートカップを販売しております。気になる方はぜひ、「商品検索」よりご確認ください。

 

商品検索はこちらから

 

MSドルチェ100

MSドルチェ100は透明度の高いガラス容器で、上部に蓋を付けることもできます。115mlと大人にも子どもにも丁度よいサイズで、洋風・和風、どちらのゼリーにもぴったりです。(容量は容器の口元まで水を入れた満注量オーバーフローを記載しています。)

入数は70個、入数単位の出荷です。バラ出荷には対応していません。

容量(ml)/OF 115
重量(g) 95
幅・直径(mm) 61.3
高さ(mm) 57.7
キャップ 60φ
入数 70
材質/色 ガラス/トーメイ

 

DP16-TA0100

DP16-TA0100は、ゼリー飲料に使えるパウチタイプの容器です。外観はフィルムのラミネートによりデザインでき、オリジナル商品作りにも適しています。

 

容量は100mlの他、以下のバリエーションを取り揃えており、ニーズに合わせてお選びいただけます。

 

200mlDP16-TA0200

300mlDP16-TA0300

500mlDP16-TA0500

700mlDP16-TA0700

 

なお、内容物がフィルムのラミネート性に影響を与える恐れがあるときは、お手数ですが一度充填テストを行うか、斎藤容器までお問い合わせください。

出荷は入数単位、バラ出荷には対応していません。


容量(ml)/OF 100
重量(g) 11.7
幅・まち(mm) 100×29
高さ(mm) 140
キャップ 2ピース
入数 900
材質/色 PET/AL/ONY/LLPE

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。

※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。

※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満注量のことです。

※NET(ネット):正味容量のことです。

  

■まとめ

ゼリーと一口に言っても、味・色・見た目・軟らかさ・デコレーションの有無など、作り手により個性が大きく異なります。そのようなゼリーの個性を引き出す上で欠かせないのが容器です。ゼリーの容器を選ぶときは、種類やイメージに合っていることはもちろん、店内用かテイクアウト用かなど、購入後の顧客の行動もイメージした上で選びましょう。

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