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2023年05月22日

【コラム】米はどの素材の容器で保存すべき? 正しい保存方法についても紹介

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米を保存する容器の素材にはさまざまなものがありますが、それぞれメリットや特徴が異なります。また、米の正しい保存方法を知っておくことで、米を保存するのに最適な素材の容器を選べるでしょう。今回は、米の保存容器の素材について紹介します。

 

■米を保存する容器の素材別の特徴

米を保存する容器の素材は、主に以下の4種類です。各素材のメリット・デメリットを比較しながら、使用用途に適した保存容器を選びましょう。

 

・ガラス

ガラス製の保存容器はインテリア性に優れており、そのまま置いておくだけでもおしゃれに収納できます。カフェ風のおしゃれな雰囲気を楽しみたい場合は、あえて中身を見せて設置するのもおすすめです。蓋にパッキンが付いたものなど、密閉性の高いガラス製の保存容器であれば、湿度が高くなりやすいシンク下でも保存できます。ただし、ガラス製品の多くは透明で中身を一目で確認できるため、米の残量や詰め替えのタイミングが把握しやすい反面、中身を隠したい場合には適していません。

・プラスチック

プラスチック製の保存容器は、軽量かつ商品のバリエーションが豊富で、冷蔵庫で保存できるスリムタイプの商品も多く販売されています。他素材の米びつよりも軽量であるため、女性や子どもでも持ち運びやすく、ガラスに比べて割れにくいメリットがあります。また、水洗いの負担が少ないのも嬉しいポイントです。素材の性質上、においがつきやすいのがデメリットと言えるでしょう。

・木製

木製の保存容器はぬくもりのある質感が特徴で、ガラス製の容器とは違った雰囲気のインテリアとして楽しむことができます。軽量で持ち運びやすく、丈夫で割れにくいのがメリットです。調湿機能や防虫効果もあるため、ガラスやプラスチックの保存容器と比べて機能性が高いと言えます。
ただし、木製の保存容器は傷が付いてしまうとカビを発生させかねません。容器を洗う際には、やわらかいスポンジを使用し、変形を防ぐために長時間水に浸けないようにしましょう。

・ホーロー

ホーローは、デザインのバリエーションが豊富で、それぞれの好みに合わせた選択が可能な素材です。においが移りにくいため、米以外の食材を保存する容器としても適しています。ただし、一度小さな傷ができてしまうと、そこから傷が広がりやすく、容器の端の部分にサビが発生しやすいデメリットがあります。お手入れの際には、金属たわしやクレンザーの使用を避け、やわらかいスポンジで洗うようにしましょう。

 

■米の正しい保存方法

以下では、米の正しい保存方法を解説します。

 

・保存場所

米を保存する際は、以下の条件を満たす場所に米びつを設置しましょう。

●温度が10〜15°C
●湿度が低い
●直射日光が当たらない

特に、冷蔵庫の野菜室は他の冷蔵室よりも温度が高めに設定されており、米の保存場所として最適です。また、虫食いやカビの発生が心配な方は、蓋にパッキンが付いた密閉性の高い容器を使用し、米用の防虫剤や唐辛子を入れて使用するとよいでしょう。

・小分けにするアイテムを活用

米を使用する頻度の低い場合や収納スペースが限られている場合は、ペットボトルや食品保存用袋など小分けにできるアイテムを活用するのがおすすめです。特に、食品保存用袋は密閉性も高く、冷蔵庫に重ねて収納できるメリットがあります。1回分の使用量で小分けにすれば計量の手間が省けるため、小分けにして保存するのに最適なアイテムだと言えるでしょう。

・調湿アイテムや防虫剤を活用する

米を保存する際には、調湿アイテムや防虫剤を活用しましょう。珪藻土(けいそうど)や備長炭は、防虫・調湿機能に加えて、脱臭効果も兼ね備えたアイテムです。買い替えるコストや交換の手間を省きたい方は珪藻土、炊飯時のにおいが気になる方は備長炭を活用するとよいでしょう。
防虫アイテムとして唐辛子やニンニクを使用する方法もありますが、乾燥したものは効果が低く、反対に生ものであればカビが発生しかねないため、あまりおすすめではありません。また、米のぬかに虫が湧いてしまう場合もあるので、保存容器をこまめに洗い、清潔に保つのも大切なポイントです。

・保存期間に気を付ける

米は時間の経過とともに味が落ちるため、保存期間にも注意が必要です。以下のように、季節ごとに米の保存期間を調節するとよいでしょう。

●春・秋:1か月
●夏:2週間
●冬:2か月以内

 

■米の保存にはガラス容器がおすすめ

米を保存する際に最もおすすめなのが、ガラス容器です。ここからは、お米の保存にガラス容器をおすすめする理由を解説します。

 

・虫食いやカビを防げる

米を袋にいれたまま保存すると、虫食いが発生してしまうかもしれませんが、ガラス製の保存容器は他素材の保存容器よりも分厚いため、虫が容器を食い破って侵入する心配がありません。また、蓋にパッキンが付いたものなど、密閉性が高い保存容器であれば湿気のある空気の侵入を防げるため、カビの発生も予防できます。

・中身が確認しやすい

・おしゃれなアイテムとして販売ができる

米を入れた小さなガラス瓶は、おしゃれなアイテムとして販売もできます。一般的な袋で販売するよりも特別感が演出できるため、お土産やギフト用としての販売におすすめです。米を使い切った後は、他の食材の保存容器として再利用でき、購入者に長く愛用してもらえるでしょう。

 

■斎藤容器おすすめのお米が保存できるガラス容器

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・エスジェー300ST(8角)

エスジェー300ST(8角)は、300mlの小さなガラス容器です。米を入れて、おしゃれなアイテムとして販売するのに適しています。数種類の米を小分けして、セット商品として販売するのもよいでしょう。高級感のあるゴールドの蓋は、ツイスト式で簡単に開閉でき、米を使い切った後は、保存容器として再利用できます。

容量(ml)/OF 303.5
重量(g) 260.5
幅・直径(mm) 67.2×72
高さ(mm) 118
キャップ 63ツイスト
入数 24
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・卓上550

卓上550は、容量625.5mlのガラス瓶です。冷蔵庫に収納できるコンパクトなサイズ感で、米を小分けして保存するのにも適しています。口が広めに設計されているため、米の出し入れがしやすく、補充する際にも米がこぼれにくいのが特徴です。また、透明で蓋を開けずに中身が確認できることから、米の残量や補充のタイミングがわかりやすいメリットもあります。

容量(ml)/OF 625.5
重量(g) 350
幅・直径(mm) 107
高さ(mm) 101.8
キャップ 83ネジ
入数 30
材質/色 ガラス/トーメイ

 

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

■まとめ

米の保存容器は、素材によって特徴が異なります。おしゃれな雰囲気の米びつを使用したい場合はガラス製や木製の容器、コストを抑えて米びつを使用したい場合はプラスチック製の容器にするなど、使用する目的に応じて、保存容器を選ぶとよいでしょう。また、米を保存する際には、湿度の低い冷暗所を選び、お米用の防虫剤や調湿剤などを使用するのもポイントです。

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