News & Topics 新着情報

2023年05月29日

【コラム】キムチの保存容器にはどんなものがある? 正しい保存方法とは?

22/12-6-1

キムチの保存容器には、できるだけにおいの移らない素材のものがおすすめです。基本的に冷蔵庫で保存するため、できるだけ密閉性の高いものを選ぶとよいでしょう。今回は、キムチの保存容器について紹介します。

 

■キムチの保存容器の素材はどれがおすすめ?

まずは、キムチの保存容器におすすめの素材について紹介します。素材のメリット・デメリットを比較して、使用目的に適した保存容器を選びましょう。

 

・ステンレス

ステンレスの保存容器は、キムチの本場である韓国でも広く使用されている素材です。ステンレス製の容器は、軽量で持ち運びやすく、傷やサビが付きにくいメリットもあります。また、においが容器に移りにくいことから、においの強いキムチの保存には最適です。
ただし、電子レンジでの使用はできないため、キムチ以外の食品を保存する際には注意しましょう。

・ホーロー

ホーローは、金属の表面にガラス質を焼き付けた素材で、酸やアルカリに強く、においや汚れも付きにくいメリットがあります。また、デザインのバリエーションが豊富なため、シンプルなものやおしゃれな柄のものなど、好みに応じた選択が可能です。ただし、傷が広がりやすく、電子レンジでの使用はできません。
キムチの保存容器として使用する際は、必ず耐熱・耐冷温度の範囲内で使用してください。お手入れの際は、やわらかい素材のスポンジで洗うなど、強い衝撃を与えないように注意が必要です。

・ガラス

ガラスの保存容器は、透明で中身がわかりやすく、そのまま食卓に並べても違和感がないため、汎用性の高い容器です。におい移りの心配も少なく、調理から保存まで1つの容器で完結できることから、洗いものを減らせるメリットがあります。ただし、他の素材よりも重く、誤って落としてしまうと割れてしまう可能性もあるため、使用する際は、強い衝撃を与えないように注意しましょう。
また、ガラス製の保存容器は急な温度変化に弱く、耐熱性がないものを加熱直後に冷やしてしまうと、破損の原因となる恐れがあります。使用する際には、耐熱・耐冷温度を事前に確認しておくのも大切なポイントです。

 

■キムチの保存について

ここからは、キムチを保存する際に知っておくべきポイントを解説します。キムチの保存期間や長持ちさせる保存方法も併せて紹介しますので、ぜひお役立てください。

 

・いつまで保存できる?

キムチの保存期間の目安は、市販のものであれば製造日から25日程度、手作りのものであれば食べ頃から7日程度とされています。しかし、キムチは空気と接触することで発酵が進み、日を追うごとに酸味が強まってくるため、できる限り早めに食べきるように心がけましょう。また、保存期限が近いキムチを食べる際には、以下の点に注意が必要です。

●酸味が強すぎる
●悪臭がする
●ぬめりがある
●カビが生えている

食べる前には必ず、異変がないかを確認しましょう。

・冷蔵保存する

キムチの保存に最適な温度環境は、2〜7°C前後とされています。冷蔵保存する際には、冷蔵室よりも低い温度で保存できるチルド室に入れておくことで、キムチのおいしさを長持ちさせる効果が期待できます。また、冷蔵庫のにおい移りが心配な場合は、以下の方法でキムチを保存するとよいでしょう。

1.キムチを清潔なビニール袋に入れる
2.1を食品保存容器に入れる
3.2を密閉容器に入れる

・常温保存するとどうなる?

キムチは常温保存することで発酵が進み、酸味が強くなってしまいます。特に、夏場などは菌の繁殖スピードが早まるため、一晩で腐敗してしまうケースもあります。キムチを保存するときは常温保存にせず、冷蔵庫などの適切な環境で保存するように心がけましょう。
また、常温保存したキムチが次の条件に当てはまる場合は、食べずに処分するのをおすすめします。

●手作り
●賞味期限の近い市販品
●野菜以外の材料を使用している
●他の食品と組み合わせて使用している
●長時間にわたり放置していた

 

■保存の際に気を付けておきたいキムチの特徴とは?

発酵食品であるキムチには、保存する際に注意しておきたいポイントがあります。キムチの特徴を理解して、おいしい状態を長くキープできる保存方法を選びましょう。

 

・キムチは発酵し続ける

キムチは、空気に触れることで日々発酵し続けます。キムチに含まれる乳酸菌は、発酵する際に二酸化炭素を生成するため、キムチを密閉容器に保存したまま発酵が進むと、保存容器が膨らんでしまうケースもあります。また、発酵が進んだキムチは食中毒を引き起こす恐れがあるため、食べる前にキムチのにおいや見た目に異変がないか注意しましょう。

・キムチの発酵は止められる

キムチは、真空状態で冷凍することで発酵を止められるうえに、1か月程度の長期保存が可能です。ただし、キムチを冷凍保存すると食感や味を損なう可能性があるでしょう。冷凍されたキムチは、冷蔵庫に入れて自然解凍するか、水の入ったボウルに浸けて流水解凍してから食べることをおすすめします。
このとき、常温解凍や電子レンジでの解凍を行なった場合は、キムチが水っぽくなってしまうため、注意してください。また、解凍に時間をかけられない場合や食感や味が気になる場合は、豚キムチやチヂミなどの加熱調理に使用するのも一つの方法です。

・ガス抜きバルブの容器で保存するのもおすすめ

キムチを保存する容器には、ガス抜きバルブが搭載されたものを選ぶのがおすすめです。ガス抜きバルブ付きの保存容器であれば、発酵による容器の膨張や破損を予防できるだけでなく、キムチが空気に触れる頻度を減らせるため、おいしさをキープしながらキムチを保存できます。特に、ボタン式やダイヤル式のものは専用の器具が必要なく、簡単な操作でガス抜きが可能です。

 

■斎藤容器がおすすめするキムチ用容器

22/12-6-2

斎藤容器は、ガラスやプラスチックの食器容器を専門に取り扱うメーカーです。ここからは、斎藤容器がおすすめするキムチ用容器を紹介します。

 

・NR90-150

NR90-150は、透明で中身がわかりやすいプラスチック製の保存容器です。コンパクトなサイズ感で、キムチを小分けにして保存する場合や保存方法を冷凍・冷蔵に分けて保存する場合にも適しています。また、軽量で扱いやすく、開閉しやすい蓋が付いているのもメリットです。積み重ねて収納すれば、保存場所を無駄なく使用できます。

容量(ml)/OF 150
重量(g) 18
幅・直径(mm) 90
高さ(mm) 39
キャップ NA90(1200個入り)
入数 600
材質/色 PS/トーメイ

 

・ウス丸-250

透明で蓋を開けずに中身が確認できるウス丸-250は、軽量で傷やサビに強いプラスチック製の保存容器です。そのまま食卓に並べられる小ぶりなラウンド型で、狭い冷蔵スペースに保存する場合や、余ったキムチを冷凍保存する場合にも適しています。

容量(ml)/OF 290
重量(g) 12.2
幅・直径(mm) 104
高さ(mm) 53
キャップ PPフタ(960個入り)
入数 480
材質/色 PP/トーメイ

 

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

■まとめ

キムチの保存容器には、ガス抜きバルブが付いた保存容器をおすすめします。キムチが空気に触れる頻度を減らすことで、発酵スピードを遅らせる効果が期待できるでしょう。また、キムチを冷蔵保存する場合は、冷蔵室よりも低い温度のチルド室で保存することで、長く品質を保てます。キムチをおいしく食べきるために、ぜひ斎藤容器の容器をご利用ください。

 

ページトップへ戻る