【コラム】瓶の種類にはどんなものがある?瓶の種類別の主な用途について紹介!
生活のさまざまな場面で使用されている瓶ですが、その形状は実に多様です。用途に合わせて製作や再利用をすることで、瓶がもつポテンシャルを最大限に引き出すことができます。今回は、瓶の種類について用途などと併せて紹介します。
日本酒の瓶の種類は、「一升瓶」「四合瓶」「二合瓶」「一合瓶」の4種類です。
以下ではそれぞれの瓶の容量や特徴について、解説します。
一升瓶の容量は約1.8Lです。
日本酒を保存する容器としてのイメージが強い一升瓶ですが、他にもウイスキーやブランデー、ワインなどのお酒の保存容器としても使用されます。
一升瓶の多くは、茶色や緑色などの色が付いたガラスが使用されていますが、これは紫外線による中身の変質を防ぐためです。
四合瓶は一升瓶の次に大きい瓶です。
容量は約720mlで、日本酒や焼酎の容器として使用されています。
一升瓶の半分の5合ではなく、キリの悪い4合である理由は、昔日本で使用されていた「盃(はい)」という4合に相当する単位が関係していると言われています。
盃に日本酒を注いで飲み干すという文化から、「日本酒は4合で1単位」という発想が定着し、四合瓶の誕生に至りました。
二合瓶の容量は300〜360mlです。内容量はメーカーや銘柄によって多少の違いがあります。
二合瓶は持ち運びがしやすいサイズであるため、自宅でお酒を楽しむときだけではなく、手土産としてもぴったりです。
また、二合瓶は日本で新築の建物を建てる際に行う上棟式(じょうとうしき)で、工事関係者への引出物として渡されることもあります。
一合瓶の容量は180mlで、コップ1杯分の量に相当します。
飲みきりサイズであるため、日本酒に慣れていない方や1人飲みしたい方、さまざまな日本酒を少量ずつ飲み比べたい方などに人気です。
また、一合瓶なら冷蔵庫で場所も取らず、すっきりと収納できます。
他にはどのような種類の瓶があるのでしょうか。
以下では、15種類の瓶の特徴や用途などについて紹介します。
ビール瓶はビールをおいしく飲むために開発された瓶です。
ビールは直射日光に当たると風味が落ちてしまうため、ビール瓶には遮光性の高い茶色や緑色をしたガラス素材が使用されています。
牛乳瓶は、牛乳のみならず、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳を保管する容器としても用いられています。
一昔前までは紙製の蓋が主流でしたが、現在は蓋の開け閉めが自由にできるポリキャップの牛乳瓶も増えてきています。
ワイン瓶は細長い注ぎ口が特徴的で、ワインの産地や種類によって形状が異なります。いかり肩の形状をした「ボルドー型」やなで肩の形状をした「ブルゴーニュ型」、細長い形状をした「ライン型」などの種類が代表例です。
また、ワインも紫外線に弱いため、ワイン瓶には茶色や緑色のガラス素材が使用されています。
ウイスキー瓶は、左右に広がった形が特徴的な容器です。
メーカーや銘柄によってデザインが異なり、オールドボトルや限定ボトルなど、希少価値の高い瓶もあります。
瓶のデザインを競うコンペティションが開催されたりコレクターが存在したりするほど、ウイスキー瓶のデザインは中身と同じくらい価値があり、注目されています。
円錐瓶は上に向けてすぼまっていく形状が特徴的なガラス瓶です。瓶の底が広く、安定感があります。
角柱型はハーバリウムで人気のガラス瓶です。
縦だけではなく、横にしても置けるため、さまざまなレイアウトで楽しめます。
六角瓶は光の屈折を楽しめる容器で、角度によって見え方が変わります。
六角瓶もハーバリウムで人気の容器ですが、ジャムやはちみつなどを入れる容器としても人気です。
ドロップ瓶は、下部に丸みを帯びたしずく型の容器です。中身がたくさん入る容量のものが多く、キャンディーや金平糖などのちょっとしたお菓子の保管に向いています。
猫瓶は、斜めに付いている蓋が特徴的なガラス瓶で、猫がうずくまった形に似ていることからこの名が付きました。
口が広い猫瓶は、多くの駄菓子屋さんでバラ売りのお菓子を入れる容器として使用されています。
スクエアショート瓶は、高さが抑えられたスタイリッシュなガラス瓶です。
ハーバリウムやディフューザーを入れる容器として人気があります。
パルファム瓶は角柱瓶よりも優しい印象で、洗練されたデザインが特徴的なガラス瓶です。香水やハーバリウムを入れる容器として人気があります。
フラスコ瓶は、名前の通りフラスコのような丸みを帯びたデザインが特徴的で、垂直にも斜めにも置くことができます。
ハーバリウムやディフューザー、テラリウムなどの容器として人気が高く、下からライトを照らすと中身が引き立ちます。
クォーツ瓶は、クリスタルカットが施されたかわいらしいデザインをしています。
片手に収まるミニサイズのものが多く、香水瓶ペンダントとして持ち歩いてもおしゃれです。
ウッディ瓶は、ややすそ広がりなデザインが特徴的な容器です。ハーバリウムの容器として人気があります。
斎藤容器のおすすめの瓶と用途を紹介します。
「SSプライム500-24」は、容量500mlのガラス瓶です。
スリムな形状であるため、収納場所を取りません。また、キャップがしっかりと閉まり、液漏れの心配なく使用できます。
白ワインやスパークリングワイン、オリーブオイル、ビネガーなどの液体の保存に最適です。
容量(ml)/NET | 500 |
重量(g) | 380 |
幅・直径(mm) | 63 |
高さ(mm) | 291.5 |
キャップ | 30STD |
入数 | 24 |
材質/色 | ガラス/トーメイ |
「ティアドロップ-48ST」は、底に向かって広くなっていくしずく型の形状が特徴的なガラス瓶です。重心が下にあるため、安定感があります。
フルーツソースなどの食品の保存容器としてはもちろん、ハーバリウムや花瓶など、インテリアとして利用してもおしゃれです。
容量(ml)/OF | 250 |
重量(g) | 180 |
幅・直径(mm) | 68.2 |
高さ(mm) | 144 |
キャップ | 48ツイスト |
入数 | 35 |
材質/色 | ガラス/トーメイ |
「SS-角180ST」は容量が180mlのミニサイズの角瓶です。
口が広く、ジャムやはちみつ、茶葉などの保管に向いています。
また、安定感があることに加えて蓋がしっかりと閉まるため、中身が漏れる心配がありません。
洗浄することで半永久的に使用できるので、1つ手元に置いておくと便利でしょう。
容量(ml)/OF | 180 |
重量(g) | 170 |
幅・直径(mm) | 56.5×56.5 |
高さ(mm) | 90.3 |
キャップ | 53ツイスト |
入数 | 60 |
材質/色 | ガラス/トーメイ |
※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。
※NET(ネット):正味容量のことです。
瓶はさまざまな場面で使用されていますが、その形状は内容物によってさまざまです。
飲みものや食品を保存するための容器としてはもちろん、ハーバリウムなどインテリア小物にも使用されています。
斎藤容器では、上記で紹介した容器以外も多数取り揃えていますので、気軽にお問い合わせください。