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2022年08月29日

【コラム】食品を保存する容器はどうやって選べばいい?素材や形状別の特徴について紹介

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食品を保存する容器は、素材や形状によって適している用途が異なります。保存したい食材や料理によって、それぞれ適したものを選ぶことで、おいしさを長持ちさせることができますよ。今回は食品を保存する容器の種類と選び方について紹介します。

 

■保存容器の素材の違いについて

食品用の保存容器には、主に「ガラス」と「ホーロー」、「プラスチック」の3種類の素材が使用されており、それぞれ特徴や保存に向いている食品などが異なります。
以下では、素材ごとの容器の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。

 

・ガラス

ガラスは高い透明感と独特な重厚感が特徴的な素材です。
ガラス製の容器を使用すると、蓋を開けなくても中身の残量や状態を確認できます。冷蔵庫や棚に置いたまま中身を確認できるため、調理時間の短縮につながるでしょう。
また、ガラス容器を使用すると、食品に容器のにおいが移りにくいというメリットもあります。反対に食品のにおいがガラス容器に移ることもないため、洗浄して繰り返し使用することが可能です。
一方で、ガラス容器は重く割れやすいという特徴があり、ぶつけたり落としたりすると、ガラスの破片が飛び散る危険性があります。
飛び散ったガラスの破片でけがをしてしまうこともあるため、取り扱いには十分注意しましょう。

・ホーロー

ホーローとは、鉄やアルミニウムなどの金属素材の表面を覆うように、ガラス質の釉薬(ゆうやく)を焼き付けた素材です。金属とガラスそれぞれの特徴を持ち合わせています。
外側はガラス質で覆われているため、食品のにおいや色が容器に移りません。ガラス容器と同様、食品そのままの味を楽しめるというメリットがあります。
また、ホーローは酸や塩分にも強く、ピクルスやレモンなどを保管しても容器が変色したり変形したりすることがありません。
さらに、耐熱性にも優れているため、直火での加熱が可能です。ホーロー容器ごと加熱し、そのまま冷蔵保存すれば、調理から食事までの過程を1つの容器で済ませることができます。
一方でホーローには衝撃に弱く、電子レンジが使用できないという欠点があるため、ガラス容器と同様、取り扱いには十分注意しましょう。

・プラスチック

プラスチックは軽く、丈夫な素材です。
万が一落としてしまっても、ガラスやホーローのように割れたり破片が飛び散ったりしないにくいため、安心して使用できます。また、上に重ねて収納することもできるため、非常に扱いやすい素材と言えるでしょう。
加えて、プラスチックには酵素を持つ菌が存在しません。そのため、サビにくく腐食に強いというメリットもあります。
一方で、プラスチック容器には、表面に傷が付きやすいのが欠点です。
傷付いた部分ににおいの成分や色が蓄積してしまうと、洗浄してもなかなか落ちません。プラスチック容器を長く使用するためには、洗浄を優しく行うことや、ピクルスやカレー、トマトソースなどのにおいや色が移りやすい食品の保存をできるだけ避けるなどの工夫が必要です。

 

■保存容器の形状について

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食品用の保存容器を選ぶ際は、形状にも着目しましょう。
以下では、保存容器の「レクタングル(長四角形型)」と「スクエア(正方形)」、「ラウンド(丸型)」の容器の特徴と保存に向いている食品について、詳しく解説します。

 

・レクタングル(長四角形型)

レクタングルの保存容器は横に長さがあるため、大きい魚や肉、野菜などをそのまま保存したいときに向いています。
深さのある容器には汁気の多いおかずや果物、深さが浅い容器には揚げ浸しや漬物などの料理の保存に最適です。
レクタングルが冷蔵庫のスペースを有効に活用できる形状であるため、デッドスペースの解消にもなります。

・スクエア(正方形)

スクエアの容器は、長方形に比べて口が狭く、外の空気や水分が入りにくいという特徴があります。中身が外気の影響を受けないため、酸化しにくいのが大きなメリットです。
味噌や刻んだネギ、果物などちょっとした小分けの保存に向いていると言えるでしょう。

・ラウンド(丸型)

ラウンドの容器は角がなく、洗いやすいというメリットがあります。
レクタングルやスクエアの容器は、どうしても角の部分の汚れが落ちにくい傾向にありますが、ラウンドであれば角がない分、隅々まで清潔な状態に保つことが可能です。
また、テーブルにそのまま出しても違和感がなく、料理を提供するまでの時間短縮にもなるでしょう。
ラウンドの容器は、カレーや煮物のような汁気の多いおかずをはじめ、白米やドレッシングをかけたサラダなど、さまざまな料理の保存に向いています。

 

■斎藤容器のおすすめの保存容器

斎藤容器でも、さまざまな食品に合う保存容器を取り扱っています。以下では、食品を保存するのにおすすめの保存容器を3つ紹介します。

 

・ジャム1KG

「ジャム1KG」は、ジャムが820ml入るガラス容器です。
透明度が高く、ジャムを入れて置くだけで高級感のある空間を演出できます。中身を一目で確認できるのも嬉しいポイントです。
また「ジャム1KG」は、ジャムの移し替えや取り出しをスムーズに行いやすいように広口タイプを採用しております。蓋がしっかりと閉まり、高い密封性がジャムの酸化を防ぎます。

容量(ml)/OF 820
重量(g) 370
幅・直径(mm) 98
高さ(mm) 142
キャップ 82ツイスト
入数 20
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・NA103-270

「NA103-270」は、スクエア型の容器です。材質はプラスチックの中では硬めのPS(ポリスチレン)を使用しています。高い透明感が特徴で、中身の残量や状態を確認する際にも便利です。
また、しっかりと閉まる蓋が密封性を保ってくれるため、中身を新鮮に保つことができます。それに加えて、蓋には中身を取り出しやすい工夫がされており、蓋をすべて開けなくても取り出すことが可能です。深さも十分にあるため、汁気の多い食品でも問題なく保存できます。

容量(ml)/OF 270
重量(g) 27
幅・直径(mm) 103×103
高さ(mm) 49
キャップ NA103(1200個入り)
入数 600
材質/色 PS/トーメイ

 

・ウス丸-350

「ウス丸-350」は、ラウンド型の容器です。材質は、つやのあるPP(ポリプロピレン)でできています。丈夫で軽い素材であるため、上に重ねて収納することで、冷蔵庫や棚のスペースを有効に活用できます。
蓋もしっかりと閉まるため、汁気の多い食品でも汁漏れの心配なく保存できます。

容量(ml)/OF 390
重量(g) 15.5
幅・直径(mm) 114
高さ(mm) 60
キャップ PPフタ(960個入り)
入数 480
材質/色 PP/トーメイ

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

■まとめ

食品を保存する容器は、材質や形状などによって保存に適している食品や用途が異なります。
そのため、においや色が付きやすい食品の保存にはガラス製またはホーロー製、電子レンジで加熱する食品を保存する場合はレンジに対応したプラスチック製などのように、保存する食材や調理過程などによって容器を使い分けましょう。
斎藤容器では、食品用の保存容器を多数取り揃えているため、容器に関する疑問点や質問などがございましたら、お気軽にお問い合せください。

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