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2022年08月31日

【コラム】容器や瓶のアルコール消毒のやり方とは?消毒用のアルコールを入れるスプレー容器についても解説

22/05-6-1

容器や瓶を使用する前にアルコール消毒をすることで、内容物を清潔に保管することが可能です。消毒用のアルコールを保管する際には、容器の遮光性や密封性をよく確認しましょう。今回は、容器や瓶のアルコール消毒のやり方や、消毒用のアルコールを入れるスプレー容器について解説します。

 

■容器のアルコール消毒のやり方について

アルコール消毒は、耐熱性が低いことに加え、煮沸消毒ができないプラスチック容器やガラス容器などの消毒に向いています。
以下では、容器のアルコール消毒に必要なものや手順などについて詳しく解説します。

・用意するもの

容器のアルコール消毒に必要なものは、消毒用のアルコール液と清潔な布巾、もしくはキッチンペーパーです。
稀に容器の消毒として、お酒の中では比較的アルコール度数の高い「ホワイトリカー」が使用されることがあります。しかし、消毒用のアルコール液と比べて度数が半分程度しかないため、十分な効果は期待できないでしょう。
よって、消毒をする際は、消毒用のアルコール液を用意するのがおすすめです。

・手順

アルコール液で消毒をする前にまずは、容器や瓶を洗剤できれいに洗いましょう。
水気をよく切ったらアルコールを直接吹きかけるか、もしくはアルコールを吹きかけた布巾やキッチンペーパーで拭きあげます。
その後、容器や瓶を10?30分程度放置し、清潔な布で拭き取って十分に乾燥させたら完了です。

・消毒用のアルコールはアルコール度数が高いお酒で代用できる?

消毒用のアルコールは、アルコール度数が60度以上のお酒であれば代用が可能です。
しかし、スーパーやコンビニなどでアルコール度数が60度以上のお酒を入手することは困難であるため、お酒での代用はあまり現実的な方法とは言えません。
そもそも市販のお酒はアルコール度数の低いものが多く、消毒に十分な効果は期待できないでしょう。
よって、保存容器を消毒する際は、消毒用のアルコール液を用意するのがおすすめです。

 

■アルコール消毒のメリットとデメリット

アルコール消毒にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

・簡単に消毒できる

アルコール消毒は、簡単に消毒できるのがメリットです。
煮沸消毒の場合は、容器が入るサイズの鍋を用意したり沸騰させたりなど、少々手間がかかりますが、アルコール消毒はアルコールを吹きかけて布で拭くだけのため、簡単に消毒できます。
そのため、消毒する習慣が付きやすく、衛生環境の向上につながるでしょう。

・スプレータイプの容器に入れて使用できる

消毒用のアルコール液はスプレータイプの容器に入れて使用できるため、広範囲をより手軽に消毒することが可能です。
スプレータイプの容器であれば、キッチンスペースや食材を置く台の上など、容器や瓶以外の部分の消毒にも使用できます。
最近では、最初からスプレータイプの容器に入っているアルコール消毒液も販売されているため、詰め替えの手間も省けるでしょう。

・プラスチックやゴムが劣化する

アルコール消毒のデメリットは、水と他の物質が反応して別の化合物が発生するアルコールの加水分解により、一部のプラスチック(AS樹脂、PSなど)やゴム製品が劣化してしまうことです。
また、消毒用のアルコールによって、ステンレスやアルミニウム、塗料などが腐食する場合もあるため、使用箇所には十分注意しましょう。

 

■消毒用のアルコールを入れるスプレー容器の選び方

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消毒用のアルコールは、すべての容器に対応しているわけではありません。
アルコールに対応していない容器を選んでしまうと、容器が変色・変形してしまったり、アルコールの効果が薄れてしまったりします。
そこで以下では、スプレー容器を選ぶ際に押さえておくべき4つのポイントを解説します。

 

・遮光性

消毒用のアルコールを入れるスプレー容器は、遮光性の高いものを選びましょう。
非透明・遮光性タイプの容器は紫外線を防ぐ効果があり、アルコールの効果が長持ちします。
それだけではなく、消毒用のアルコールが日光の熱の影響で発火してしまうリスクを下げることも可能です。
効果の持続や安全面の観点から、遮光性の高い容器を選びましょう。

・密封性

スプレー容器を選ぶ際は、しっかりと密封できるかどうかも確認しましょう。
アルコールは揮発性が高く、密封性の低い容器だと中身が蒸発しやすくなってしまいます。
また、空気中の水分を吸収して濃度が薄くなることも考えられます。そのため、スプレーのキャップ部分がしっかり閉まるものや、スプレーの出口に開閉の切り替えが付いているものなどを選ぶとよいでしょう。

・ヘッドノズルの性能

アルコール消毒を効果的に行うためには、ヘッドノズルの性能に着目することも大切です。
どの角度からでもアルコールを問題なく噴射できる、正倒立仕様のスプレーを選ぶと便利でしょう。
また、細かい霧が均一に噴出されるかどうかも押さえておきたいポイントの一つです。

・ストローノズルの長さ

ストローノズルの長さもチェックしておきたいポイントです。
中に入っているストローノズルが宙に浮いていると、消毒液が残っていても最後まで使い切れない可能性があるため、ストローノズルがしっかりと底に付いているものを選びましょう。

 

■斎藤容器のおすすめのスプレー容器

容器や瓶のアルコール消毒に最適な齋藤容器のスプレー容器を2つご紹介します。

 

・SS-300W

「SS-300W」は手で持ちながら使用できるピストル式のスプレー容器です。
素材はPE(ポリエチレン)でできているため軽く、アルコールによる変色や変形の心配がありません。
また、キャップ部分はしっかりと閉まり、スプレー出口の開閉切り替えも可能です。中身が蒸発したり濃度が薄くなったりする恐れがないため、アルコールの効果が長持ちします。

容量(ml)/OF 345
重量(g) 35.5
幅・直径(mm) 72
高さ(mm) 148
キャップ T-95
入数 ※160(受注生産品)
材質/色 PE/ナチュラル

 

・750GY角N

「750GY角N」は、上からプッシュして噴射する「ポンプ式」のスプレー容器です。
素材は「SS-300W」と同様にPEでできており、「750GY角N」は棚や台などに置いて使用するのに向いています。
ストローノズルの長さも底まであるため、最後まで使い切ることが可能です。

容量(ml)/OF  
重量(g) 30.5
幅・直径(mm) 67.5×85
高さ(mm) 172
キャップ シャワーポンプ
入数 92
材質/色 PE/ナチュラル

 

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

■まとめ

容器や瓶のアルコール消毒は、消毒用のアルコール液と布巾もしくはキッチンペーパーのみでできる簡単な消毒方法です。アルコール消毒液の代わりとして「ホワイトリカー」が使用されるケースもありますが、消毒用のアルコール液に比べるとアルコール度数が半分程度しかないため、十分な効果は期待できません。
また、アルコール消毒液は揮発性が高く、熱によって発火する恐れもあります。そのため、アルコール消毒液を保管する容器は慎重に選ぶことが大切です。
斎藤容器では、アルコール消毒液の保管に最適なスプレー容器を多数取り揃えておりますので、ぜひ気軽にお問合せください。

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