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2022年08月22日

【コラム】業務用容器はどうやって選べばいい?選び方や業務用容器の役割について解説

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業務用の容器にはさまざまな役割があります。容器を選ぶ際には、役割によって適した材質が変わることを考慮しつつ、選び方のポイントをしっかりと押さえておきましょう。今回は、業務用の容器の選び方について紹介します。

 

■業務用の容器の役割とは?

業務用の容器にはどのような役割があるのでしょうか。
以下では、業務用の容器が持つ4つの役割を詳しく解説します。

 

・品質の保持

業務用の容器にはまず、内容物の品質を保持する役割があります。
消費者に届ける内容物は、外気の影響を受けて成分が変化してしまう化粧品や、日光の影響を受けて変色してしまう食品などさまざまです。
これらの内容物を守るために、外気や日光を遮断できる容器や型崩れを防げる容器など、さまざまな機能をもつ容器が展開されています。
このように、業務用容器には、内容物の品質を保持したまま消費者に届けるという役割があります。

・流通や保管の効率を高める

業務用の容器には、流通や保管の効率を高める役割があり、具体的には「荷役」と「保管」、「仕分け」、「陳列」の4つが挙げられます。
そのため、内容物をしっかりと守れる素材や持ちやすい形状、積み重ねができる容器などを選ぶと、流通や保管の効率化が期待できます。
流通や保管の効率化はコストや労力の削減にもつながるため、利益率の向上や労働環境の改善などにもなるでしょう。

・使用時の利便性を高める

業務用の容器には、使用時の利便性をより高める役割があります。
たとえば、容器ごと電子レンジで加熱できたり注ぎ口が付いていたりする容器は、消費者側の手間を省くことができ、利便性や満足度の向上につながるでしょう。

・販売の促進

業務用の容器は、商品の販売促進にも効果的です。
たとえば、容器のラベルに商品のアピールや中身の説明などを記載すると広告効果となり、消費者の購買意欲を高めることができます。
ライバル商品との差別化を図り売上を伸ばすためには、商品の魅力を視覚的にアピールするデザインやキャッチコピーが必要です。
また、業務用容器は原材料名や品質期限、アレルゲンなどを表示し、消費者へ情報提供をする重要な役割も担っています。
アレルギーを持っている消費者にとっては命にかかわることもあるため、正確な情報をわかりやすく、かつ見やすく記載することが大切です。

 

■業務用容器を選ぶ際は材質の違いに注目しよう

業務用容器を選ぶ際は材質の違いに注目し、内容物に適したものを選びましょう。
以下では、業務用容器で使用されている主な材質とその特徴、適している内容物について詳しく解説します。

 

・プラスチック

プラスチックは軽くて丈夫な素材であるというメリットがあります。
また、プラスチックの中には酸やアルカリにも強いものがあり、酢や薬品などを保存しても腐食したり変形したりしません。
においや色移りがしやすいという欠点はあるものの、サビにくく電気絶縁性に優れているという点は、プラスチックの大きなメリットと言えます。

・ステンレス

ステンレスはサビにくく、におい移りや色移りがしにくい材質です。
さらに、汚れも落ちやすいため、油分の多い食品やにおいが付きやすい内容物の保管に適しています。
軽いうえに耐久性もあるため、落としても割れたり欠けたりする心配がありません。

・ガラス

ガラス容器の特徴は、高い透明感とデザイン性です。
中身の残量や状態を一目で確認できることに加えて、高級感も演出できます。
また、においや色が移りにくく汚れも落ちやすい材質は、洗浄することで繰り返し使用することも可能です。
一方でガラス容器には重くて割れやすいという特徴もあるため、取り扱いには注意しましょう。

 

■業務用容器の選び方

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商品を開発したけれど、どの業務用容器が最適かわからないと悩んでいる事業者の方も多いのではないでしょうか。
そこで以下では、業務用容器を選ぶ際に着目するべき3つの点を紹介します。

 

・サイズで選ぶ

展開されている業務用容器のサイズはさまざまです。
実際に充填したい内容物の容量や、保存スペースの広さに合ったサイズの容器を選びましょう。
特に、保存スペースの広さを加味することは、デッドスペースの解消やすっきりとした収納につながります。
事前に保存する内容物の容量や使用場面、保存するスペースなどを明確にしておくと、最適な容器が選択できるでしょう。

・内容物で選ぶ

業務用容器は、内容物に合った材質のものを選びましょう。
内容物に合わない容器を選んでしまうと、容器が変色・変形する可能性があるためです。たとえば、アルコールを保存する際、耐性のないプラスチック製の容器を使用してしまうと、容器が変色・軟化してしまいます。
このような失敗をしないためにも、内容物の成分や性質に合っている材質の容器を選ぶことが大切です。

・使用環境で選ぶ

業務用容器を選ぶ際は、使用環境も考慮しましょう。
たとえば、加熱調理が必要な食材は耐熱性に優れている容器、冷凍保存が必要な食材には冷凍可能な容器が必要です。
また、耐熱性のある容器であっても電子レンジのみに対応しているもの、電子レンジとオーブンレンジ両方に対応しているものなど、容器によって異なります。
そのため、しっかりと使用環境を明確にしてから業務用容器を購入しましょう。

 

■斎藤容器のおすすめの業務用容器

斎藤容器でも、さまざまな内容物や場面に合う業務用容器を取り扱っています。
以下では、おすすめの業務用容器を2つ紹介します。

 

・PET-1K広口

「PET-1K広口」は、容量が1095mlの大容量タイプの業務用保存容器です。
材質はPET(ポリエチレンテレフタレート)であるため軽く、酸やアルカリの影響も受けません。キャップがしっかりと閉まる作りで、万が一倒した際でもこぼれる心配がなく安心です。
また、透明度も高く、中身の残量や状態も一目で確認できます。

容量(ml)/OF 1095
重量(g) 65
幅・直径(mm) 98
高さ(mm) 166
キャップ 850広口/td>
入数 70
材質/色 PET/トーメイ

 

・PPK-500MS

「PPK-500MS」はキャップの形状が特徴的な業務用容器です。
口が狭いことに加えてキャップがしっかりと閉まるため、気密性に優れています。
材質はやわらかいPP(ポリプロピレン)でできており、落としても欠けたり割れたりする心配がありません。
持ちやすい形状となっており、蜂蜜などの調味料の保存に向いています。

容量(ml)/OF 377
重量(g) 22
幅・直径(mm) 64×81
高さ(mm) 160
キャップ 新トンガリ/td>
入数 150
材質/色 PP/ナチュラル

 

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

■まとめ

業務用容器には、品質の保持や流通・保管の効率化、利便性の向上、販売促進などの役割があります。これらの役割を理解したうえで、業務用容器を選ぶ際は材質やサイズ、内容物、使用環境なども考慮しましょう。
特に、内容物と容器材質の相性が悪い場合、容器が変色・変形する恐れがあるため、注意が必要です。
斎藤容器では業務用容器を多数取り揃えています。容器に関する疑問点や選び方についての不明点などがございましたら、ぜひお気軽にお問い合せください。

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