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2022年05月16日

【コラム】ガラス容器を使う際の注意点とは?魅力についても紹介。

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保存容器などでよく使用されるガラス容器ですが、使う際にはいくつか注意点があります。正しい使い方を知っておけば、使い勝手のよい容器としてさまざまな場面で活用できますよ。今回は、ガラス容器の使い方や魅力について紹介します。

 

■ガラス容器は使い勝手のよさが魅力

ガラス容器の魅力は、他の保存容器と比べて扱いやすい点です。うまく活用することで、普段の家事をより楽にできるでしょう。

 

・食器として使うことができる

ガラス容器は料理の保存だけでなく、食器としても活用できます。料理を保存しておいたガラス容器の蓋を外し、そのまま食卓に置けば洗いものの手間が省けます。また、ガラス容器は透明度が高く、高級感のある見た目のため、食卓を華やかに彩ることもできます。料理の色彩を活かしたい場合などにも、ガラス容器はおすすめです。

・色やにおいが移らない

プラスチック製の容器は、色やにおい移りが気になるというのがデメリットですが、ガラス容器であればそのような心配がほとんどありません。色やにおいが強いカレーなどの食品はもちろん、塩分・酸への耐性もあるため、漬物や酢の物の保存にも適しています。また、強い耐油性も持ち合わせているため、油汚れも簡単に落とすことができるでしょう。その他、ガラス容器は洗って何度も繰り返し使うことができる点も大きなメリットの一つです。

・耐熱ガラスならオーブンや電子レンジでも使える

耐熱ガラスであれば温度変化に強いため、別の容器に移さなくてもそのままオーブンや電子レンジによる加熱調理が可能です。容器内で食材の下ごしらえをしてそのまま加熱すれば、料理がはかどるうえに洗いものの手間も省けるでしょう。また、透明なので、中身の確認が容易にできるというのもメリットです。保存容器によっては蓋をした状態で加熱できるものもあります。ただし、耐熱ではないガラスの場合は上記のような使い方はできないため、注意が必要です。

 

■ガラス容器を使う際の注意点

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ガラス容器は便利な反面、非常にデリケートな素材です。ガラス容器を長持ちさせるためにも、次のような使い方に気を付けましょう。

 

・ガラス容器の耐熱性を確認する

耐熱性の有無によってガラス容器の扱い方法が異なるため、よく確認してから使うようにしましょう。もし誤った使い方をしてしまうと、ヒビが入ったり割れてしまったりするなど、破損の原因になることがあります。
また、一口に耐熱ガラスの容器と言っても「熱湯用」や「電子レンジ用」、「オーブン用」、「直火用」など種類も用途もさまざまです。電子レンジ、オーブン、直火が使えないものには熱湯用と表示されている場合がほとんどなので、パッケージなどの商品説明を必ず確認するようにしてください。

・食器用洗剤で洗う

購入して初めて使うときや使い終わった後には、食器用の中性洗剤を付けたやわらかいスポンジで洗いましょう。また、ガラスは水垢が残りやすいため、洗浄後は自然乾燥ではなく布で拭き上げてください。その際、ポリエステルや麻などでできた毛足の付きにくいふきんを使用すると、ガラスが曇らずにクリアな表面を保つことができます。

・食器洗浄機は使わない

非耐熱ガラスで作られた容器のほとんどは、食器洗浄機に対応していません。また、耐熱ガラスであっても、一部分が木でできたものや繊細な装飾が施されているものは使用できないため、手洗いをしましょう。

・金たわしや研磨剤を使わない

ガラスは非常に傷付きやすく、小さな傷でもヒビや割れにつながります。たとえ汚れがひどい場合でも、削って汚れを落とすような金たわしや研磨剤は決して使用しないようにしましょう。
もししつこい汚れを落としたいのであれば、キッチン用漂白剤の使用が効果的です。ただし、樹脂や木、金属を素材とするパーツが付いているものは、漂白剤が付着すると劣化の恐れがあるため、使用する際は十分注意しましょう。ガラス容器を上向きに置き、容器の内部に薄めた漂白剤を溜めて洗浄すると安心です。

・ひねり洗いをしない

細長いガラス容器の内部を洗う際、ひねるように内側から力を加えて洗うと、破損する可能性があります。奥まで洗いたい場合は柄付きのスポンジを使用し、やさしい力で洗うようにしましょう。また、ガラス容器を乾いたふきんなどで拭く場合も、ひねって拭かないようにしましょう。どちらの場合でも、ガラス容器を垂直にして行ってください。

・積み重ねないで保管する

ガラス容器を積み重ねると、破損する可能性があります。「スタッキング可」と書かれていない限りは、横並びで保管するようにしてください。どうしても積み重ねる必要がある場合は、ガラスとガラスの間に紙を挟んで保管するとよいでしょう。ガラス容器を傷つけないためにも、購入前には商品説明をご確認ください。

・熱湯消毒をする際の注意点

ガラス容器を熱湯消毒する際は、急激な温度変化に気を付ける必要があります。特に非耐熱ガラスは、急に熱湯をかけると割れてしまう恐れがあるため、注意が必要です。煮沸消毒を行う際は、必ず水を張った鍋に容器を入れ、ゆっくりと煮沸させてください。その際は鍋の底にふきんを敷き、容器が直接火の熱に触れないようにすることがポイントです。
また、熱湯消毒後はそのまま放置し、少しずつ常温に戻すのが原則です。ステンレス台の上や水の中に置いて冷やすと、ガラス容器が急激な温度変化に耐えられず割れてしまう可能性があります。

 

■斎藤容器のおすすめのガラス瓶

斎藤容器では、さまざまな形状・機能性・用途のガラス容器を製造販売しています。おすすめの製品を紹介しますので、ガラス容器を選ぶ際の参考にしてください。

・SS-80ST

「SS-80ST」はシンプルな見た目のガラス容器です。背は低めで口部が広いため、ジャムやピクルス、オリーブなどの保存容器に向いています。また、無色透明なので中身が一目でわかり、使用後もおしゃれに活用できるでしょう。

容量(ml)/OF 80
重量(g) 120
幅・直径(mm) 56.5
高さ(mm) 57
キャップ 53ツイスト
入数 84
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・HS-140角ST

「HS-140角ST」は角張ったシルエットが特徴のガラス容器です。コンパクトでありながら内容量は140mlと比較的多く、さまざまな食材を保存することができます。モダンでおしゃれな見た目も魅力的です。

容量(ml)/OF 140
重量(g) 150
幅・直径(mm) 60.1×60.1
高さ(mm) 67
キャップ 53ツイスト
入数 70
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・フレッシュ200PP

「フレッシュ200PP」は、細長い形状のガラス容器です。底面から口部に近づくにつれてボディが細くなっており、スタイリッシュな見た目をしています。フルーツジュースやドレッシングといった液状の保存容器に最適です。

容量(ml)/NET 200
重量(g) 245
幅・直径(mm) 60.4
高さ(mm) 218.3
キャップ P-32(30STD)
入数 35
材質/色 ガラス/トーメイ

 

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

■まとめ

ガラス容器にはさまざまな機能性や利便性があり、料理や飲みものの保存に最適な容器と言えます。取り扱う際には、取扱説明書に記載されている使い方をよく守ることが大切です。正しい使い方をすることで、破損させることなく繰り返し使用することが可能です。斎藤容器では、さまざまなガラス容器を取り扱っています。ご自身の商品にガラス容器を使用したいとお考えの方は、ぜひ一度斎藤容器までご連絡ください。

 

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