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2022年04月25日

【コラム】化粧品の容器の材質にはどんなものがある?おすすめの化粧品の容器についても紹介

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化粧品の容器には、内容物によってさまざまな材質が使われています。また、容器を選ぶ際には機能性や形状についても考慮しなければなりません。
今回は、化粧品の容器について紹介します。

 

■化粧品の容器の材質について

化粧品の容器に使用される主な材質は、ガラスと樹脂、アルミニウムなどです。樹脂の中でも主に、ポリプロピレン(PP)とポリエチレン(PE)が使用されています。では、これらはどのような違いがあるのでしょうか。以下では、それぞれの素材でできた容器の特徴や、長所・短所についてご紹介します。

 

・ガラス容器

化粧品の保存用ガラス容器には、ソーダ石灰ガラスが使用されるのが一般的ですが、香水瓶や高級ブランドの化粧品などには、クリスタルガラスが使われることもあります。
クリスタルガラスは、瓶や食器類などにも使用されるソーダ石灰ガラスよりも透明度が高く、重厚感があるのが特徴です。ガラス容器には、透明なガラスだけでなく不透明ガラスや着色されたガラスが使用されることもあります。
また、ガラスは光や熱に強く、容器そのものが変形しにくい素材です。その性質を活かしたガラス容器は密封性も高いため、化粧水や乳液、香水などに含まれている成分を変化させずに保管することが可能です。
一方で、ガラス容器は重くて割れやすいというデメリットがあります。強い衝撃を与えると割れてしまうため、取り扱いには十分注意しましょう。
ガラス容器は、普段あまり持ち運びしない化粧品や、少量ずつ使用している化粧品の保存に最適です。

・プラスチック容器

プラスチック容器は、化粧水やクレンジングオイルの保存に使われることが多い容器です。ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)がよく利用されており、形状はボトルやチューブなどさまざまです。
プラスチックは、軽くて割れにくい素材であるため、持ち運びや頻繁に使用する化粧品の保存に向いていると言えるでしょう。
一方で、プラスチック容器はガラス容器に比べると外からの刺激に弱く、光や熱をよく通す特徴があります。ガラス容器に保存したときと比べて化粧品の成分が変化しやすいデメリットがありますし、プラスチック容器は内容物や保管状態により、劣化が早まる場合があるため長期間の保存には向いていません。

<ポリプロピレン(PP)>

ポリプロピレンは主に、歯ブラシや文房具、おもちゃなどの日用品に使用されているプラスチックです。化粧品では、化粧水や乳液の容器、メイクブラシに使用されています。
ポリプロピレンは、湿度・水分の影響をほとんど受けない高い耐薬品性があり、薬品の保管容器にも使用されているのが特徴です。
ポリプロピレンは素材が固いため、強い衝撃を加えると欠けたり割れたりすることがあります。

<ポリエチレン(PE)>

ポリエチレンは、鍋の蓋やまな板、ごみ袋などに使用されているやわらかいプラスチックです。衝撃を吸収する特徴があるため、強い力を与えても割れる心配がありません少ないです。
化粧品では、ハンドクリームやBBクリームなどの容器として使用されています。
ポリプロピレンと同様に、耐薬品性が高く、薬品の保管にも使用されています。

・アルミニウム

アルミニウムは、ハンドクリームやリップバームの容器によく使用される素材です。
ガラスやプラスチックのように透明でないため中が見えず、中身の減り具合がわかりにくいことがあります。しかしその分、外からの影響を受けずに長期にわたって中身の品質を保つことが可能です。
また、アルミニウムには、「軽い」「割れにくい」「サビにくい」などの特徴があり、湿度の高い環境でも問題なく保管できます。

 

■化粧品の容器の形状や機能性について

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化粧品は頻繁に使用されるものであるため、容器にもこだわりたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
形状や機能性は、化粧品をストレスなく使用するためにも重要なポイントです。以下で詳しく見ていきましょう。

・化粧品の容器の形状はどんなものがいい?

化粧品容器の形状には、チューブやボトル、ジャータイプなどがあり、保存する化粧品によって適した容器の形状が異なります。 チューブ・ジャータイプの容器は、クリームやジェルなどのペースト状の化粧品、ボトルタイプの容器は、化粧水や乳液のような粘度の低い化粧品を保管するのに最適です。 空気中の酸素に触れると成分が変化・変色してしまうような内容物の場合は、容器内が真空状態になっているエアレス容器を使用しましょう。 また、直接指を入れて使用するジャータイプの容器には、雑菌が入りやすいというデメリットがあります。ジャータイプを利用する際は、雑菌の混入を防ぐためにも、防腐剤が配合されている化粧品を選ぶと衛生的でしょう。

・化粧品の容器の機能性とは

化粧品の容器には、スプレーやポンプ機能が付いたタイプのものもあります。 スプレーやポンプ機能が付いた容器は、出す内容物の量を調節することができるため、一般的な容器よりも使い勝手がよいというメリットがありますが、容器の価格が高くなります。 これらの機能が付いた容器は主に、化粧水や乳液、クレンジングオイルなどの保管に使用されています。

 

■斎藤容器おすすめの化粧品の容器

斎藤容器で特におすすめの化粧品の容器を5つご紹介します。

・IM-PET-150

「IM-PET-150」は、化粧水や乳液、美容液などの液状の化粧品を入れるのに適した容器です。シンプルなホワイトカラーで、キャップは5種類の中から用途に応じてお好きなものをお選びいただけます。

容量(ml)/NET 150
幅・直径(mm) 46.5
高さ(mm) 145.29
キャップ DJ-L
材質/色 PET
用途 化粧水・乳液・美容液・クレンジング

 

・ミスティ50

「ミスティ50」は、クリームを入れるのに最適なジャータイプの容器です。口が広く、使い勝手のよいデザインとなっています。外側と内側が2層構造となっているため、加飾の幅が広くサイズも5ml~200mlまで幅広いラインナップがあります。

容量(ml)/NET 50
幅・直径(mm) 56.6
高さ(mm) 41.95
キャップ ミスティ50
材質 PP
用途 クリーム

 

・MI-120A

「MI-120A」は、ポンプタイプの容器です。キャップが付いており、細かいゴミやホコリの付着を防げます。フロスト加工により中がうっすら透けて見えるため高級感もありますし、残量の確認も簡単です。

容量(ml)/OF 128
重量(g) 157
幅・直径(mm) 49.2
高さ(mm) 150.7
キャップ SP-200
入数 60
材質/色 ガラス/フロスト

 

・Sクリーム30

「Sクリーム30」は、ジャータイプの容器です。口が広く、中身を取りやすいデザインになっています。練り香水やリップバームの保存に最適です。また、高さが155mmのため、メール便での送付が可能です。>

容量(ml)/OF 30
重量(g) 10.4
幅・直径(mm) 71.8
高さ(mm) 15.5
キャップ 専用
入数 1000
材質/色 PP/ナチュラル

 

・HK-P100

「HK-P100」は、ドロップポンプタイプの容器です。ポリプロピレンでできているため、非常に軽く、持ち運びにも便利です。オーバーキャップがついている蓋がしっかり閉まるタイプで、バッグの中で中身がこぼれる心配もありません。2層構造になっているため、内容物を出した分内層(内袋)がしぼみます。そのため、外気を取り込まず内容物の鮮度を保つことができます。

容量(ml)/OF 117
重量(g) 12
幅・直径(mm) 44.4
高さ(mm) 125
キャップ Z-500-125/PCV
入数 300
材質/色 PP多層/ナチュラル

 

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。
※NET(ネット):正味容量のことです。

 

■まとめ

化粧品の容器の材質には、ガラスやプラスチック、アルミニウムなどがあります。形状や機能性もさまざまです。それぞれの容器に長所と短所があるため、入れる化粧品や用途、目的によって容器を変えましょう。化粧品の容器をお探しの方は、ぜひ株式会社斎藤容器の容器をご検討ください。

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