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2022年04月18日

【コラム】プラスチック(樹脂製)の容器を選ぶ際のポイントとは?

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プラスチック(樹脂製)の容器はさまざまな用途で使用されている容器です。プラスチック(樹脂製)容器を選ぶ際には、用途や保存する内容物によって把握しておくべきポイントがいくつか存在します。今回はプラスチック容器を選ぶ際のポイントについて紹介します。

 

■プラスチック(樹脂製)容器を選ぶ際のポイントとは

プラスチック製の容器の種類は、食品用や化粧品用、薬剤用などさまざまです。
プラスチック製の容器を選ぶ際は、内容物や容器を使用する用途・目的を明確にし、それに合ったものを選ぶようにしましょう。

・内容物

内容物によって、最適なプラスチック製の容器が異なるため、保存したいものがまず「液体」「固形」「顆粒」「薬剤」のどれにあたるのかを明確にしておきましょう。
シロップや化粧水などの液体を保存したい場合は、液漏れしにくい細口タイプ、固形石けんや砂糖、クリームのような固形や顆粒、粘土物の場合は、出し入れしやすい広口容器がおすすめです。
また、保存する薬品や溶剤によっては、プラスチック容器が変形したり薬剤や溶剤が外に漏れたりする恐れがあります。そのため、薬剤や溶剤を保存する目的で容器を選ぶ際は、容器に耐薬性があるかどうかをチェックしましょう。薬剤や溶剤を入れる容器をお探しの際には、一般的なプラスチック容器ではなく、薬剤や溶剤用の容器を選ぶと安心です。

・用途や目的

プラスチック製の容器には、保存用の容器や目盛りが付いた計量容器、ラベルが貼れる容器など、使用用途によって使い分けできるさまざまな種類があります。
新鮮な食材を保存したいなら密封性の高い保存用の容器、整理分別したいならラベルが貼れる容器など、用途や目的によって適した容器が異なります。
用途によっては滅菌処理が必要になることもあるため、プラスチック製の容器を選ぶ際には、内容物だけではなく、容器をどの状況でどう使用するのかなどもはっきりさせましょう。

・容量や形状

プラスチック製の容器を選ぶ際には、容量や形状もチェックしておきましょう。
容量は100ml以下〜1L以上までと幅広く、形状は主に角型と丸型の2種類です。
容量が1Lを超える容器を使用する場合は、持ち手付きのものがおすすめです。角型の容器は無駄なスペースを取らないため収納に適しており、やわらかい印象を与える丸型の容器は、見せる収納に適しています。

 

■プラスチック(樹脂製)の容器が使われる理由とは

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プラスチック製の容器は、お刺身用のトレイや油の容器、化粧水の容器など、幅広い用途で使用されています。容器には、ガラス製やステンレス製などさまざまな素材のものがありますが、なかでもプラスチック製の容器を使用することが多いのはなぜでしょうか。
以下では、プラスチック製の容器が使われる理由を4つご紹介します。

・衛生的

プラスチック製の容器は、安全面や衛生面で優れているため、生肉や生魚、卵を保存する容器として使用されています。またプラスチック製の容器は、成形される際に高温で加熱されており、それによって雑菌の侵入を防いでいます。
特に、食品に使用されるプラスチック製品は、食品衛生法の基準をクリアしたものであるため、衛生面の心配なく使用することが可能です。
ちなみに食品衛生法では、カドミウムや鉛を含む有害元素の含有量がプラスチックの材質あたり0.01%以下と規定されています。さらに、2020年には安全対策が大幅に強化され、よりプラスチック製品の安全性が高まりつつあります。

・品質が安定している

プラスチック製の容器はバリア機能を持たせる等により、内容物を長期間にわたって保存することが可能です。それだけではなく、成形性や加工性に優れているという特徴もあります。
これらの特徴を活かして大量生産ができるため、プラスチック製の容器は他の素材の容器よりも安価で提供することが可能なのです。安くて機能的というメリットが評価され、多くの事業者がプラスチック製の容器を使用しています。

・サビや腐食に強い

プラスチックは、サビが付きにくく、腐食しにくい素材です。
サビは通常、酸素と水が酸化して別の物質に変わることによって発生しますが、プラスチックは空気中の酸素に触れてもサビることがありません。
また、腐食は菌と酵素が原因で進みますが、プラスチックには酵素をもつ菌がいないため、腐食しにくいという特徴もあります。
プラスチックの中でも、ポリ塩化ビニルやポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンなどの材質は酸やアルカリ、油に強く、薬剤や溶剤、ガソリンなどの保存もできます。

・軽くて丈夫

プラスチックは、ガラスや金属などの素材よりも軽く、壊れにくいという特徴があります。
万が一、落としたりぶつけたりした場合でも、ガラスのように割れたり破片が散らばったりすることはありません。
重ねて収納もできるため、非常に扱いやすい素材と言えます。

 

■斎藤容器のおすすめの樹脂容器

斎藤容器のおすすめの樹脂容器を5つご紹介します。

 

・MSO-200

「MSO-200」は、円錐型の樹脂容器です。キャップは、片手でも簡単に開けられるノズルヒンジタイプです。容量160mmと小ぶりなサイズで、ラベルも貼ることも可能なので数が増えてもきれいにまとめることができます。

容量(ml)/OF 160
重量(g) 16.5
幅・直径(mm) 37×76.3
高さ(mm) 125.5
キャップ MSノズルヒンジ
入数 400
材質/色 PP/ナチュラル

 

・T-PET92-400B

「T-PET92-400B」は、詰め替えしやすい広口タイプの樹脂容器です。洗浄もしやすく、常に清潔な状態を保つことができます。安定感のある丸いフォルムが特徴的です。

容量(ml)/OF 420
重量(g) 29
幅・直径(mm) 102
高さ(mm) 75
キャップ 92P
入数 100(キャップ500)
材質/色 PET/トーメイ

 

・SS-500S

「SS-500S」は、液体用の樹脂容器です。洗剤やコーティング剤などをスプレー状に噴出することができます。詰め替えや洗浄をする際は、キャップを回して取り外します。

容量(ml)/OF 550
重量(g) 45.5
幅・直径(mm) 73
高さ(mm) 178
キャップ T-95
入数 ※112(受注生産品)
材質/色 PE/白

 

・ポリ角M-1800広口

ポリ角M-1800広口」は、容量が1800mlの大容量タイプです。持ち手があるため、中身を入れて重量感が増しても、楽に持ち運ぶことができます。酸性やアルカリ性の液体を入れても問題ないPE(ポリエチレン)でできています。

容量(ml)/OF 1820
重量(g) 91
幅・直径(mm) 110×113
高さ(mm) 246
キャップ ユニロック40φ
入数 50
材質/色 PE/ナチュラル

・PET-600広口

「PET-600広口」は、詰め替えと洗浄に便利な広口タイプの樹脂容器です。蓋がしっかりと閉まるため、誤って倒してしまっても中身がこぼれる心配はありません。

容量(ml)/OF 495
重量(g) 45
幅・直径(mm) 78
高さ(mm) 123
キャップ P-75(70ネジ)/td>
入数 120
材質/色 PET/トーメイ

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。
※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

■まとめ

プラスチック製の容器は衛生的でサビや腐食に強いなどの長所があり、食品や化粧品、薬剤などさまざまものに使用されています。プラスチック製容器の種類は非常に多いため、選ぶ際には、内容物や用途・目的、容量・形状を明確にすることが大切です。
株式会社斎藤容器では、さまざまな樹脂容器を取り扱っております。樹脂容器をお探しの方は、ぜひ株式会社斎藤容器の容器をご検討ください。

 

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