【コラム】ペットボトルラベルの種類は?ラベルの役割や成功例を紹介
オリジナルのペットボトルを作成したいものの「どの種類のペットボトルラベルを選ぶべきか分からない」「ペットボトルラベルのデザインをどのようにすべきか分からない」などの悩みを持つ方もいるかもしれません。
今回の記事では、ペットボトルラベルの種類や役割を解説します。実際のペットボトルラベルの成功事例も紹介しているので、オリジナルのペットボトルデザインの作成を検討している方はぜひ参考にしてください。
ペットボトルラベルには、さまざまな種類があります。ペットボトルラベルの種類ごとの特徴を紹介します。
シュリンクラベルとは、熱で装着するスリーブ(筒)状のフィルムラベルです。ボトルに装着後、熱を加えてフィルムを収縮させ、ボトルに密着させます。ラベル面積が大きいため、多くの情報量を表示できるのが特徴です。主に飲料や調味料などのボトルに採用されています。
ストレッチラベルは、伸縮力で装着するスリーブ(筒)状のフィルムラベルです。伸縮性のあるフィルムをスリーブ状に切り取り、フィルムの収縮力でラベルをボトルに密着させます。凹凸のある形状のボトルにもうまく密着できるのがメリットです。
シュリンクラベルのように装着に熱を使わないため、ラベル表面のテキストやデザインが熱収縮によってゆがみにくくなります。主に飲料や洗剤などのボトルに採用されています。
ラップラウンドラベルは、ラベルの端を接着剤で貼りつけ、ボトル胴部にロール状に巻きつけるラベルです。胴巻ラベルとも呼ばれています。ロール状のラベルを1枚ずつ切り出して、接着剤でボトルに接着します。
収縮性のない素材も利用できる上に、ペットボトルからラベルをはがしやすいメリットがあります。主に飲料や調味料などのボトルに採用されています。
インモールドラベルは、ボトル成型時の熱を使用することで、ボトル成型とラベリングを同時にできるラベルです。ラベル貼りの工程削減による効率化、省エネルギー化に有効です。ペットボトルのほか、シャンプー、洗剤、エンジンオイルなどのプラスチック製ボトルのラベルに採用されています。
グルーラベルは、ラベルに水系接着剤を塗布してボトルに貼りつけるラベルです。水で洗うことで接着剤がはがれるため、リサイクル時にラベルをはがしやすくなります。ペットボトルのほか、日本酒やビール瓶、ジャーなど、ガラス瓶の製品に多く使用されています。
粘着ラベルは、ラベル基材の片面側に感圧接着剤で貼りつけたラベルです。生産性が高く、飲料や調味料などのボトルに多く用いられています。
ペットボトルラベルには、以下のような情報を伝える役割を持っています。
内容が飲料ではなく薬品の場合は、有害性や危険の有無、取り扱い上の注意などの情報がラベルに記載されます。
オリジナルのペットボトルラベルのデザインを採用することで、商品の視認性が上がります。消費者は多くの商品が陳列されている中から購入目的の商品を即座に見つけられるようになり、利益の向上にもつながります。
目を引く特徴的なデザインなら、購入するつもりではなかった消費者にも手に取ってもらえるかもしれません。
>ペットボトルのラベルには、ブランドイメージや説明、コンセプトなども記載できます。ラベルデザインを通じて、ブランドの信頼性の向上にも役立つでしょう。
ペットボトルをはじめとしたラベルの種類や役割とともに、ラベルデザインの成功例を紹介しました。ペットボトルのラベルは視認性をよくしたり、商品の情報を伝えたりするだけでなく、中身の保護などの役割も担っています。
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