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2025年02月03日

【コラム】ヘアオイルに使用期限はあるの?劣化のサインや正しい保管方法を紹介

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ヘアオイルを取り扱っているものの、

「使用期限はどうなんだろう」

「正しく保管できてる容器はなに」

など、さまざまな悩みを持った方がいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、ヘアオイルの使用期限や正しい保管方法、おすすめの保管容器について解説しています。

 

ヘアオイルが劣化した際のサインについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

                            

 

■ヘアオイルに使用期限はあるの?

多くのヘアオイルに使用期限は記載されていません。これは薬機法で使用期限の表示については、適切な保管条件の下で製造後3年を超えて性状及び、品質が安定な化粧品については、使用期限や製造月の表示義務はないとされているからです。

そのため使用期限の記載がされていない多くのヘアオイルは、製造から3年程度は品質が保たれるとされています。ただし、この使用期限は、適切な環境で保管された場合に限ります。

 

高温多湿や直射日光の当たる場所に保管されている場合、期限内でも劣化が進むことがあるので注意が必要でしょう。

 

また、開封後のヘアオイルは、空気に触れることで酸化が進みやすくなります。そのため、半年から1年程度で使いきれる容器にすることが大切です。特に植物由来の成分が含まれるものや防腐剤が少ない製品は、劣化しやすいため容量や容器選びに注意しましょう。

 

 

 

■ヘアオイルが劣化している際のサイン      

ヘアオイルが劣化しているサインは以下になります。

 

    古い油のにおいがする

    色が変化している

    使用後に頭皮や髪のトラブルがある

 

古い油のにおいがする

ヘアオイルに含まれる成分は、酸化することで分解されると、古い油のような独特のにおいを発することがあります。もしも古い油のようなにおいがしている場合は、酸素に触れたために脂肪酸が劣化し、酸敗している可能性が高いです。

 

特に未精製のオイルや防腐剤の含有量が少ない製品は、酸化が早く進むため劣化しやすいとされています。そのため、使い切れる容量であることが大切です。

 

色が変化している

ヘアオイルの色が変化するのは、主に酸化や成分の分解が原因です。ヘアオイルには植物由来のオイルやビタミン類など、外部環境に敏感な成分が含まれている場合、成分が時間の経過とともに変化することで、色が変わることがあるので注意しましょう。

 

使用後に頭皮や髪のトラブルがある

劣化したヘアオイルを使用すると、頭皮や髪にさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。酸化したオイルに含まれる変質した脂肪酸が頭皮に刺激を与え、赤みやかゆみ、炎症を引き起こすことがあります。

 

また、劣化によって粘度が高まってしまうと毛穴に詰まりやすくなり、フケや脂っぽさ、抜け毛などの原因になるでしょう。

 

そのほか、保存状態が悪いとヘアオイル内で細菌やカビが繁殖する可能性があり、これが頭皮の感染症や炎症を引き起こすことがあるので注意が必要です。

 

このように、ヘアオイルが劣化してしまうと、さまざまな頭皮トラブルが起こる可能性があります。

 

■ヘアオイルの正しい保管方法 

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ヘアオイルが劣化してしまうと、頭皮トラブルが起こったり、効果が弱まったりする可能性があります。そのため、ヘアオイルを保管する際は、以下のことを守るよう菜注意書きがあると親切です。

 

    湿度が高い場所や直射日光を避ける

    水気が少ない場所で保管する

    ふたをきちんと閉じる

 

 

湿度が高い場所や直射日光を避ける

ヘアオイルを正しく保管するためには、湿度が高い場所や直射日光が当たる場所を避けましょう。なぜなら湿度が高い環境では、オイルの劣化を促進する微生物やカビが発生しやすくなるからです。

 

また直射日光にさらされることで、オイルの成分が熱や紫外線の影響を受けて分解され、酸化が進むリスクがあります。

 

そのため、洗面所やキッチンなど、湿気の多い場所には向きません。そのほか、窓際や日光が直接当たる棚に置くと、温度が上昇して成分が分解されやすくなります。

 

水気が少ない場所で保管する

ヘアオイルを正しく保管するには、水気が少ない場所を選ぶことが重要です。水気のある環境では、オイルの品質が劣化しやすくなります。特に開封後のヘアオイルは、容器に湿気が入り込むことで酸化が進んだり、微生物が繁殖したりするリスクが高いです。

 

そのため、洗面所やバスルームのような、水気があって湿度の高い場所に置くのは控える必要があります。湿気はオイル自体の品質を損なうだけでなく、カビや雑菌の繁殖を招く可能性もあります。

 

空気に触れさせない

ヘアオイルを長期間効果的に使用するためには、空気に触れさせないように保管することが大切です。ヘアオイルは空気に触れることで酸化が進みやすくなり、成分が劣化して効果が薄れるおそれがあります。

 

特に植物由来のオイルや防腐剤を含まない製品は、酸化の影響を受けやすいため、キチンとふたを閉めるなどの注意喚起が必要です。


■ヘアオイルにおすすめの保管容器          

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ヘアオイルの効果を最大限発揮するためには、保管方法だけではなく容器にもこだわる必要があります。ここからは、ヘアオイルにおすすめの保管容器を解説します。

 

 

    スポイト容器

    スプレーボトル

    ガラスボトル

    クリアボトル

 

 

スポイト容器

スポイト容器は、必要な量だけ正確に取り出せる点が大きな特徴です。1滴単位で使用量を調整できるため、無駄なくオイルを使うことができます。

 

特に高価な濃縮タイプのヘアオイルや、少量使用が推奨される製品に適しています。また、スポイト容器は空気との接触を最小限に抑える構造になっているため、オイルの酸化や劣化を防ぐことができます。容器の中に手が触れることがないため、衛生的に保管できる点もメリットです。

 

こうしたことから、スポイト容器は植物由来のオイルや防腐剤が少ない製品に向いているでしょう。ただしスポイト容器は、大容量のヘアオイルを使う場合はスポイトで何度も取り出さなければならないため時間がかかります。割れやすいガラス製を使用する際は、乱暴に扱わないよう注意しましょう。


スプレーボトル

スプレーボトルは、特に髪全体に均一にオイルを広げたい場合に適しています。ボトルを軽くプッシュするだけで、ミスト状にオイルを噴霧できるため、手軽に髪全体や頭皮にムラなく塗布できるのが特徴です。

 

また、手を汚さずに使用できる点もメリットの一つです。そのため、忙しい朝や外出先で使用したい人には向いているでしょう。容器によっては噴霧量を調整できるため、無駄に使うのを防ぐことも可能です。

 

ただしスプレーボトルは、粘度の高いオイルの場合はスプレーノズルが詰まりやすいです。使いにくさにもつながってしまうため、粘度の高いオイルの場合は別の容器を使うことが推奨されます。

 

ガラスボトル

ガラスボトルは、密閉性が高く、空気や湿気を通しづらいです。プラスチック容器のように成分と反応することがなく、ヘアオイル本来の効果を損なわない点が大きな特徴です。

 

また、ガラスボトルは高級感のある見た目が魅力で、プレゼント用や高級な製品に多く採用されています。再利用が可能で、一度洗浄すればお気に入りのオイルを詰め替えて使用することが可能です。

 

ただしガラスボトルは、割れやすい素材であるため、落下や上からの衝撃には弱いです。加えて、ほかの素材に比べて重さがあるため、持ち運びにはあまり適していません。


クリアボトル

クリアボトルは、透明なので中身の確認がしやすい点が大きな特徴です。残量やオイルの色、劣化の兆候を目視で確認できるため、使用期限や状態を把握しやすいです。またクリアボトルは軽量で扱いやすいため、旅行や外出先での使用にも適しています。

 

ただしクリアボトルは、透明な構造であるため、直射日光や紫外線の影響を受けやすいデメリットがあります。


■まとめ

容器にもこだわることで、ヘアオイルの効果を最大限発揮できるでしょう。お客様により良い状態で製品をお届けするには、自社製品に合ったものを選ぶ必要があります。

 

この記事ではさまざまな容器を紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。

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