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2024年12月16日

【コラム】薬品用規格びんとは?種類や特徴、使用用途も徹底解説

薬品用規格びんは、主に医薬品を保管する際に使用される容器です。薬品用規格びんにも種類があり、異なる特徴を持ちます。

今回は、薬品用規格びんの種類や特徴、使用用途について紹介します。

斎藤容器では薬品用規格びんを豊富に取り扱っているため、容器をお探しの方はぜひ一度お問い合わせください。

 

■薬品用規格びんとは

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薬品用規格びんは、錠剤や液体などの医薬品に使われているびんで、遮光性が高い色付きのものや透明のものがあります。

高い耐久性と安全性により薬品の保管に適しており、厳しい基準にクリアした薬品用規格びんを使用することで、内容物の品質を維持し消費者に安心安全な商品を届けられます。

一般的に薬品用規格びんにはガラス製が多いですが、プラスチック製もあり、内容物に合わせて適したものを選択することが重要です。

 

 

■薬品用規格びんの特徴

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薬品用規格びんは主に3つの特徴があります。薬品用規格びんを適切に利用するためにも、3つの特徴を確認しておきましょう。

 

耐薬品性に優れている

 

薬品用規格びんは耐薬品性に優れています。ただし、耐薬品性は容器により異なるため、保管する薬品によって適切な容器を選ぶことが重要です。

例えば、ポリエステル(PET)は酸やアルカリに弱いといわれており、ポリエステル容器は薬品により溶ける可能性があります。

 

遮光性が高い

 

薬品用規格びんには、遮光性が高いものもあります。薬品用規格びんは透明なものから青色、緑色、茶色のびんがありますが、茶色のびんは特に遮光性に優れています。

薬品の中には紫外線や特定の光に弱く、変質・劣化するものもあります。そのため、光に弱い薬品には遮光性の高い茶色のびんを使用しましょう。

特に光に弱い内容物を取り扱わない場合は、透明のびんでも問題ありません。

 

気密性に優れている

 

気密性は、気体を遮断することを指します。気密性が高いと内容物の風解・潮解・蒸発・異物混入を防ぐことができ、特に液体の薬品の蒸発を防ぐときに最適です。

 

 

■薬品用規格びんの種類

 

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薬品用規格びんには、主に2種類あります。内容物により適切な素材のびんを使用するためにも、各特徴について確認しておきましょう。

 

ガラス製

 

ガラス製の薬品用規格びんは、化学反応を起こしにくいため、薬品の保管に適しています。透明のガラスびんであれば、内容物を確認しやすく、残量や異物混入していないかも確認しやすいです。

 

また、薬品の場合は遮光性の高い茶色や緑色のびんを使用すれば、光に弱い内容物の保管もできます。

さらに、湿気から薬品を守ることが重要な場合にも、ガラスびんが有効です。湿気を遮断することで、薬品の品質を長期間維持できます。

 

プラスチック製

 

プラスチック製の薬品用規格びんは、ガラス製よりも軽量で取り扱いやすいことが特徴です。

また、プラスチック製のびんは割れにくく、万が一破損した場合でもガラス製に比べると安全性が高いといえます。

さらに、使い捨てとして使用されることも多く、衛生管理が求められる環境にも最適です。

 

 

■薬品用規格びんの使用用途

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薬品用規格びんは医薬品や化学薬品に最適な容器であると前述しましたが、具体的にどのような使用用途があるのでしょうか。以下では、2種類の使用用途について解説します。

 

錠剤やカプセル

 

薬品用規格びんは、密封性と耐久性が優れていることから錠剤やカプセルの容器に最適です。ガラスびんやプラスチックびんは、光や湿気、酸素から錠剤やカプセルの劣化を防ぐことができ、長期保存できます。

ただし、ソフトカプセルはプラスチックびんでは使用できないケースもあるため、材質選びには注意が必要です。

 

液体の薬品

 

薬品用規格びんは、液体の薬品保管に最適です。

シロップやドリンクタイプの薬品にも適していますが、ガラス製の容器は変質することなく薬品に影響を与えることもないため、特に酸のような強い薬品の保管にも役立ちます。

さらに、ガラス製は密封性が高く、空気や湿気など外部からの影響を受けづらいことも特徴です。そのため、薬品用規格びんは、液体薬品の品質維持に適した容器です。

 

 

■薬品用規格びんのメリットや選ばれる理由

 

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薬品用規格びんは、医薬品や化学薬品を保管する際に選ばれる容器です。医薬品の保管に薬品用規格びんが選ばれる理由は、主に3つあります。

 

薬品の変質を防げる

 

薬品は外気や日光などによる影響を受けやすく、影響を受けると薬品が劣化する危険性があります。

しかし、内容物に適した色や素材の薬品用規格びんを選択すれば、長期間の保存や品質維持に貢献します。

薬品用規格びんを内容物に合わせて選ぶだけでも、薬品の変質防止が可能です。

 

薬品を使用しやすくする

 

薬品用規格びんの口径が広かったり、注ぎやすい形状であったり、出し入れがしやすかったりすれば、消費者も使いやすいでしょう。

また、薬品用規格びんには蓋が付いていることが一般的であるため、必要な分だけ取り出し、蓋をしっかり閉めることで薬品の劣化や異物混入を防げます。

内容物に合わせて形状を選べば、薬品の使用のしやすさにより、消費者も手に取りやすくなるでしょう。

 

びんの選択肢が豊富

 

薬品用規格びんは、ガラス製やプラスチック製など内容物により適切な素材を選べるため、多くの薬品の保管に向いています。

ガラス製の中でも、透明や色付きのものがあり、茶色や緑色などの遮光性が高い色を選べば光による劣化を防げるため、品質維持につながります。

また、耐薬性が高いポリエチレンやポリプロピレンなどのプラスチック製のびんは、酸やアルカリに強く、薬品を保管しやすいです。

ただし、素材によって薬品に対する耐性は異なるため、事前に内容物と相性が良いか確認して選ぶことが重要です。

 

 

■斎藤容器でおすすめの薬品用規格びん

 

斎藤容器でおすすめの薬品用規格びんは2種類あります。以下で紹介する2種類以外にも豊富な容器を取り扱っているため、ぜひ斎藤容器までお問い合わせください。

 

茶六角150

 

六角形の茶色のびんです。茶色のびんは、透明のびんと比べて遮光性が高く、紫外線から薬品を守る性質があります。そのため、紫外線に対してデリケートな内容物に適している容器です。広口のびんであるため、サプリメントや錠剤などの保存に最適です。

茶色の遮光びんは見た目も高級感があり、独自のデザインにより製品の価値を向上させることもできます。キャップにより密閉性が高いだけでなく、開閉しやすいことから使いやすさと安全性の高さが兼ね備えられていることが魅力です。

 

容量(ml)/OF 155
重量(g) 143
幅・直径(mm) 54.0×60.4
高さ(mm) 92.0
キャップ 51ネジ/P-55
入数 60
材質/色 ガラス/ブラウン

 

広口690/茶【24本入】

 

円筒形の茶色の薬品用規格びんです。遮光性が高いびんであるため、内容物を光から守って保存できます。

ただし、完全遮光ではないため、室内でも光が当たらない場所に保管してください。健康食品やサプリメント、錠剤の容器に最適です。

 

円筒形のびんは、他の形状と比べても無駄なスペースが少なく、棚や引き出しに効率的に収められます。さらに、平らでツルッとした表面によりラベルも貼りやすいため、独自のデザインで商品をアピールできます。

 

容量(ml)/OF 690.0
重量(g) 425.0
幅・直径(mm) 86.5
高さ(mm) 171.5
キャップ P-58/S-200
入数 24
材質/色 ガラス/ブラウン

 

 

■まとめ

 

薬品用規格びんは医薬品や化学薬品の保存に適しており、ガラス製やプラスチック製から内容物に適した素材の容器を選ぶことが重要です。

素材によっては内容物との相性が悪く、容器が溶けたり変形したりする可能性もあるため、注意が必要です。

>斎藤容器では、豊富な薬品用規格びんを取り扱っております。薬品用規格びんをお探しの方や内容物に合った容器をお探しの方は、ぜひ斎藤容器までご相談ください。

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