News & Topics 新着情報

2024年11月04日

【コラム】ツイスト式広口びんの使用用途は?特徴や選ばれる理由について解説

 

 

ジャムやピクルスなど、幅広い食品の保存で使用されているツイスト式広口びん。

ツイストキャップは、何度も回さなくても簡単に開閉できるため、びんの蓋が開けづらいと感じることが少ないでしょう。

今回は、ツイスト式広口びんの使用用途や特徴、選ばれる理由について紹介します。

商品にツイスト式広口びんの採用を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

■ツイスト式広口びんの特徴

 24/24-06-2-1

 

ツイスト式広口びんといっても、「他のびんと異なる特徴がよく分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まずは、どのような特徴なのかを確認していきましょう。

 


開閉しやすい


ツイスト式広口びんは、開閉のしやすさが最大の特徴です。

特に、クイックオープンとキッククローズが可能で、手軽にキャップを開け閉めできます。

スクリュー式のびんに比べて少ない回転数で開閉できるため、消費者に開けにくさや閉めにくさ、煩わしさを感じさせることがありません。

 

キャップの厚みが薄い


ツイスト式広口びんは、キャップの厚みが薄く、見た目がすっきりしています。

スクリューキャップのようにネジのような溝がないため、キャップも平らで厚みが薄いことが特徴です。

また、ツイスト式広口びんは使用される場面が多く、バリエーションが豊富なので、数ある選択肢からご希望のびんを選べるでしょう。

 

キャップとびんの接触面積が少ない


ツイスト式広口びんは、キャップとびんの接触面積が少ないことが特徴です。

キャップとびんの接触面積が少ないと、びんの縁に付着した内容物が乾燥して固まってしまっても、キャップの開閉が困難になることはありません。

 

キャップが緩むと内容物が漏れることもある


ツイスト式広口びんは便利なアイテムですが、キャップが緩むと内容物が漏れる可能性があるため注意が必要です。

長期間使用していると、キャップの締まり具合が次第に緩むことがあります。

キャップが緩んでしまうと、内容物が漏れる、あるいは外気に内容物がさらされるリスクが高まります。特に液体や粉末を保管する場合、外部の空気や湿気が内部に侵入し、内容物の品質に影響を与えるかもしれません。

しかし、しっかり蓋をしようとして、ツイストキャップを強く締めすぎると「巻締め過多」でキャップが破損します。

そのため、キャップを強く締めすぎないようにし、緩みを感じたらキャップを取り替えるようにしましょう。

 


■ツイスト式広口びんが選ばれる理由

 24/24-06-2-2

ツイスト式広口びんは、使用のしやすさや豊富なバリエーションにより、多くの製品に使用されています。

以下では、ツイスト式広口びんが選ばれている理由について紹介します。

 

長期保存に適している


ツイスト式広口びんのキャップは、加熱殺菌時に内圧を下げ、キャップがびんに食い込むことで密封することを想定して製造されています。

ジャムなどの長期保存が必要な商品には、内容物をびん詰めした後に熱処理を施し、びん内の空気を除去する脱気を行うのが一般的です。

ツイスト式広口びんはこの脱気に最適な構造になっています。商品の酸化を防ぎ、保存食や調味料などの品質を長期間維持できるでしょう。

 

開閉しやすく使いやすい


ツイスト式広口びんは、最大の特徴である開閉のしやすさから、消費者の人気を集めています。そのため、多くの企業がツイスト式広口びんを採用しています。

また、びんを使い終わった後は簡単に洗浄できるため、再利用することも可能です。

家庭用や商業用など幅広いシーンで使えることから、多くの消費者に手に取ってもらいやすい容器といえます。

 

デザイン性が良い


デザイン性の良さもツイスト式広口びんが選ばれる理由です。

製品の鮮度を保つだけでなく、見た目の美しさも兼ね備えているため、雑貨を入れてインテリアとして使用されることも多くあります。

スッキリとした見た目のツイスト式広口びんに独自のデザインを描けば、より商品の魅力が消費者に伝わるでしょう。



■ツイスト式広口びんの使用事例

 24/24-06-2-3

ツイスト式広口びんは幅広い場面で使用されていますが、以下では具体的な使用事例について紹介します。

 

ジャムやピクルス


ツイスト式広口びんは、ジャムやピクルスの容器に最適です。

ツイスト式広口びんで食品を長期保存するためには、加熱処理を施す必要があります。

例えば、ジャムやピクルスを詰める場合、びんの中の空気を出して内圧を下げる「脱気」をしなければいけません。

脱気をすれば加熱処理により菌が消滅し、空気がなくなって、雑菌に触れず酸化もしない環境が生まれます。

また脱気を施せば、ツイストキャップ内のパッキンが密着して密封状態になります。

ツイスト式広口びんで脱気すれば、ジャムやピクルスなどの食品の長期保存も可能です。

 

アメやお菓子


アメやお菓子の容器にはツイスト式広口びんが適しています。

ガラスびんにカラフルなお菓子を詰めると、見た目もかわらしく、お菓子の味だけでなく見た目も楽しめます。

 

雑貨


ツイスト式広口びんは雑貨としての使用もおすすめです。

簡単に密閉できるため、小物やアクセサリーを詰めてもスタイリッシュで、ドライフラワーや貝殻を詰めればインテリアとしても映えます。

バリエーションが豊富であるため、食品以外の雑貨を詰めてもインテリアとして楽しめるでしょう。

 


■ツイスト式広口びんの選び方

 24/24-06-2-4

ツイスト式広口びんを選ぶ際には、押さえておきたいポイントがいくつかあります。

以下では、商品に適切なツイスト式広口びんの選び方について紹介します。

 

サイズと容量を選ぶ


内容物に合わせてサイズや容量を選定することも重要です。

110180ml程度の小容量のびんは、販売用のジャムやプリンなどの食品に適しています。

一方で700800ml程度の大容量のびんは、業務用のジャムやフルーツソース、またフルーツを丸ごと入れる場合など、容量を多く必要とする商品の容器に向いています。

先述した通り脱気をおこなうため、びんの淵一杯まで内容物を入れると、熱膨張による破裂の恐れがあります。びんを選ぶ際はびんに対して8割程度の内容量にします。

使用目的に応じて適切なサイズと容量のびんを選ぶことで、消費者に「使いやすい」「また買いたい」と思わせる商品になるでしょう。

 

ブランドイメージに合わせて選ぶ


ツイスト式広口びんを選ぶ際には、ブランドイメージに合わせてキャップの色やびんの色、デザインを決定しましょう。

ブランドイメージに合わせてデザインすることで、消費者に強い印象を与え、手に取ってもらえる可能性が高まります。

例えば、丸みを帯びた形や縦に細長い形、またキャップの色が赤や白、金など、ツイスト式広口びんは色や形のバリエーションが豊富です。

適切な容器に魅力的なデザインを反映すると、消費者のブランドイメージを引き上げることが可能になるでしょう。

 


■斎藤容器でおすすめのツイスト式広口びん


斎藤容器でおすすめのツイスト式広口びんを3種類紹介します。

また、以下の3種類以外にもさまざまなツイスト式広口びんをご用意しているため、お困りの際は斎藤容器までご連絡ください。

 

日本丸140

 

ぽってりとした丸みのあるフォルムが特徴のツイスト式広口びんです。

ラベル面が広くないため、細めの帯ラベルやネックタグ、キャップ天面ラベルがおすすめです。

 

容量(ml)/OF 140
重量(g) 135
幅・直径(mm) 68.5
高さ(mm) 63
キャップ 63ツイスト
入数 72
材質/色 ガラス/トーメイ

 

エスジェー200ST

六角形でコンパクトなサイズのツイスト式広口びんです。

ペーストや佃煮、雑貨などの容器に最適です。蜂の巣のような独特な形であるため、商品棚の中でも消費者の目に留まりやすいでしょう。

 

容量(ml)/OF 205
重量(g) 169
幅・直径(mm) 62×69
高さ(mm) 96.5
キャップ 58ツイスト
入数 60
材質/色 ガラス/トーメイ

 SS-100ST

 

ジャムやはちみつ、佃煮、雑貨などの食品の容器に適している、クイックオープン性の高い円筒形のツイスト式広口びんです。

小さめサイズのびんであるため、少量サイズで消費者に商品を提供したいとお考えの方に適しているでしょう。

 

容量(ml)/OF 102
重量(g) 85
幅・直径(mm) 52.5
高さ(mm) 72
キャップ 48ツイスト
入数 120
材質/色 ガラス/トーメイ


※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。

※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。

OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満注量のことです。

NET(ネット):正味容量のことです。


■まとめ


ツイスト式広口びんは、開閉のしやすさや加熱処理時の長期保存に適していることから、主に食品用に多くの消費者に愛されている容器です。

斎藤容器では、さまざまなサイズ・容量・形状のツイスト式広口びんをご用意しています。

また、ツイスト式広口びん以外の容器も取りそろえているため、商品に最適な容器をお探しの方はぜひ斎藤容器までお問い合わせください。

ページトップへ戻る