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2023年11月20日

【コラム】ヨーグルトの容器にはガラス製がおすすめ?歴史についても紹介

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ヨーグルトの容器といえば、思い浮かぶのはプラスチック製の容器ですが、店舗で販売するヨーグルトの容器にはガラス製がおすすめです。ガラス製の容器には、雑菌が繁殖しづらいメリットがあります。

今回は、ヨーグルトの容器について紹介します。

 

 

■ヨーグルト容器の歴史

 

ヨーグルトの容器が、現代のようなプラスチック製になるまでには長い歴史があります。

 

・最初はガラス製の容器が登場した

ヨーグルト容器の歴史は、1950年に明治が発売した「ハネーヨーグルト」のガラス製容器から始まります。牛乳瓶の丈を短くしたようなフォルムで、紙のふたを取り外して食べる仕組みです。

その後しばらくの間は、同タイプのガラス瓶がヨーグルトの容器として使用されていました。

 

・後に紙パックの容器が採用される

ヨーグルト容器に大きな変化が起きたのは1971年です。明治が発売した「明治プレーンヨーグルト」の容器は紙製で、今の牛乳と同じ屋根型容器を採用しました。

また、1973年に発売した「明治ブルガリアヨーグルト」でも同様の容器が使われ、爆発的に売上を伸ばします。しかし、中身が取り出しにくいという課題が浮き彫りになりました。

 

・現在の形になったのは1981年

紙製容器の課題を解決するため、明治は包材メーカーとヨーグルト容器の開発に取り組みます。その結果、フルオープンタイプが誕生し、1981年に「明治ブルガリアヨーグルト」の容器として日の目を浴びることになりました。

フルオープンタイプは現在でもスーパーなどでよく見かけますが、最近では、ポリプロピレンなどのプラスチック製の容器も増えつつあります。顧客のニーズにマッチした容器が開発されたおかげで、家族構成や家庭環境に応じたさまざまなヨーグルト製品を購入できるようになりました。

 

 

■ヨーグルトの容器にガラス製のものがおすすめな理由

 

スーパーなどで見かけるヨーグルトの容器は、プラスチック製がほとんどです。しかし、ヨーグルト容器の先駆けはガラス製でした。

ヨーグルトの容器にガラス製がおすすめなのには、以下の2つの理由があります。

 

・雑菌が繁殖しにくい

ガラスは、傷や汚れに強いという特徴があります。そのため、水分の多いヨーグルトでも雑菌が繁殖しにくく、衛生的に保つことが可能です。一方、市販のヨーグルトで主流となっているプラスチック製の容器は傷が付きやすく、そこから雑菌が繁殖しかねません。

店舗でヨーグルトを販売する場合は、ガラス製の保存容器をおすすめします。プラスチック製のものよりも高級感があり、お客様の目を引く効果も期待できるでしょう。

 

・煮沸消毒が可能

ヨーグルトを手作りして販売する際は煮沸消毒を行うのが一般的ですが、耐熱性のガラス容器なら安心して煮沸消毒を行えます。

また、ガラス製なら外から中身が見えるので、中身の状態や残量を確認しやすいでしょう。

 

 

■ヨーグルトは家庭でも作れる?

 

ヨーグルトにはいくつかの種類がありますが、作り方は基本的にどれも同じです。

以下では、ガラス製の保存容器を利用してヨーグルトを作る方法を紹介します。

 

<用意するもの>

    蓋付きのガラス製保存容器

    スプーン

    計量カップ

   

    乾いた布巾

    牛乳

    ヨーグルトの種菌(市販のヨーグルトでも代用可能)

 

<ヨーグルトの作り方>

  1. 蓋付きのガラス製保存容器と、スプーンや計量カップなどの道具を煮沸消毒する
  2. 煮沸消毒後鍋から道具一式を取り出し、乾いた布巾に置く
  3. 自然乾燥させる
  4. ガラス製保存容器に牛乳を入れる
  5. ヨーグルトの種菌を少しずつ入れてよくかき混ぜる
  6. 蓋をして25〜30°Cの室内で丸一日放置する
  7. 容器を傾けて固まっているかを確認する
  8. 固まっていたらすぐに冷蔵庫に移して冷やす

 

煮沸消毒は熱湯をかけるだけでも構いませんが、鍋に沸かしたお湯でしっかり消毒すると安心です。

また、1日経過しても固まっていない場合は、あと1~2時間程度放置しましょう。ただし、長い時間室温で放置すると雑菌が繁殖しやすくなる点には注意してください。

 

 

■ヨーグルトの種類にはどんなものがある?

 

ヨーグルトの種類を決めるのは主に発酵温度・時間で、4つの種類に分類されます。

 

・一般的なヨーグルト

スーパーなどで取り扱われることが多いヨーグルトは、発酵温度40〜45°C、発酵時間は8〜10時間ほどで完成します。このタイプで使用する乳酸菌は、サーモフィラス菌やブルガリカス菌などが一般的です。

 

・カスピ海ヨーグルト

カスピ海ヨーグルトを作るには、発酵温度25〜30°C、発酵時間は20〜24時間ほど必要です。このタイプは乳酸菌のクレモリス菌と、酢酸菌のアセトバクター菌を発酵させて作ります。酸味が少なくまろやかな味わいで、ややとろみのある食感が特徴です。

 

・ギリシャヨーグルト

一般的なヨーグルトの水切りをしたものが、ギリシャヨーグルトです。先ほど紹介した「一般的なヨーグルト」の手順で作ったヨーグルトを、キッチンペーパーを敷いたザルに入れて水切りを行うことで作れます。

やや手間がかかりますが、濃厚な味わいでありながら低カロリー・高タンパクな食品なので、ヘルシー志向の人に好まれる種類です。

 

・ケフィアヨーグルト

ケフィアヨーグルトを作るには、発酵温度25〜30°C、発酵時間は20〜24時間ほどです。乳酸菌と酵母が発酵したものなので、炭酸ガスが発生します。食べたときにシュワッとする食感を楽しめるのが特徴で、クセになる人も少なくないようです。

 

 

■斎藤容器おすすめのヨーグルトの容器

 

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店舗でヨーグルトを販売する際は、保存性に優れた斎藤容器のガラス製容器がおすすめです。ここでは、種類豊富な商品の中から、ヨーグルトの保存に最適な2つのガラス製容器を紹介します。

 

・SS-600広口

シンプルで機能性が高く、容量は510mlと市販のヨーグルトでもよくあるサイズです。容量が大きいので、ファミリー層やヨーグルトを日常的に食べる層に需要があります。蓋はネジタイプで素材は透明ガラスなので、開けなくても中身を確認できます。

空いた容器は洗って繰り返し使えてエコなうえ、保存性が高いことも特徴の一つです。開口部が広く中身を取り出しやすいので、大きめの食材を保存するのにも適しています。

 

容量(ml)/OF 510
重量(g) 283
幅・直径(mm) 92
高さ(mm) 100.5
キャップ P-89(86ネジ)
入数 48
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・SS-400広口

容量が366mlと「SS-600広口」よりもやや小ぶりなサイズです。本体は、透明ガラスの素材とネジタイプの蓋で構成されています。

コンパクトなので煮沸消毒がしやすく、冷蔵庫で保管しても邪魔になりにくいのがポイントです。一度に500mlのヨーグルトを消費できないというニーズに応えるために、このタイプのガラス製容器を選ぶ店舗も少なくありません。小ぶりなサイズでありますが、開口部が広いので中身を取り出しやすい形状です。

 

容量(ml)/OF 366
重量(g) 231
幅・直径(mm) 82
高さ(mm) 89
キャップ 86ネジ
入数 36
材質/色 ガラス/トーメイ

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。

※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。

※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満容量のことです。

 

 

■まとめ

ヨーグルトの保存容器はプラスチック製が主流ですが、メリットの多さからガラス製の保存容器が見直されています。どの種類のヨーグルトでも安心して保存できるのは、衛生的で中身も見えるガラス製の保存容器です。

ヨーグルトの容器をお探しでしたら、ぜひ斎藤容器にお任せください。今回紹介した商品以外にも、ご要望に合うヨーグルトの保存容器をご提案いたします。

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