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2023年07月10日

【コラム】ツイストキャップの選び方や脱気の方法について紹介!

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瓶のキャップにはツイストキャップがよく使用されていますが、ツイストキャップを選ぶ際にはいくつか着目しておきたいポイントがあります。また、脱気をする際は、この記事で紹介する正しい方法で行いましょう。

今回は、ツイストキャップの選び方や脱気の方法について紹介します。

 

 

■ツイストキャップの選び方

 

ツイストキャップにはさまざまな種類があるため、用途に合わせた選び方をよく知っておくことが大切です。

 

・ツイストキャップの種類

 

ツイストキャップには、主に以下の4種類があります。特徴と併せて、ここで簡単に確認しておきましょう。

 

種類 特徴
RTSタイプ ●キャップ側面に凹凸がなく、滑らかな基本形状
●使用頻度が高く、色のバリエーションも豊富
●小口径のものに多い
RSBタイプ ●RTSタイプにセーフティボタンがついたタイプ
FASタイプ ●キャップ側面に凹凸の刻みがあり、指先で持っても滑りにくくなっている
●大口径のものに多い
FSBタイプ FASタイプにセーフティボタンがついたタイプ


 
 

それぞれの特徴を理解しておくことで、保存するものに適したキャップの選び方がわかるようになるでしょう。

 

・パッキンの固さについて

キャップ裏側のパッキンには、固いものとやわらかいものがあります。パッキンの固さにもそれぞれ異なる特性があるため、選び方に気を付けましょう。

固いパッキンは滑りがよいため、真空状態で密閉してある際でもキャップを開けるのが容易になります。一方、やわらかいパッキンは密閉性に優れている特性がありますが、脱気をして真空状態にした際には開けにくくなるため、注意が必要です。

 

・セーフティボタンはついていたほうがいい?

セーフティボタンの有無で密閉性は変わらないことから、脱気をそれほど重視しないのであれば、付いていないものを使用するとよいでしょう。なぜなら、セーフティボタンがあるツイストキャップを使用する場合は、専用のバキュームキャッパーの導入が必要になるからです。また、セーフティボタン付きのキャップの場合、ボタンが凹んでいないと開封済みと誤認される恐れがあるため、注意しなければなりません。

よって、脱気を行わない場合であれば、ボタンの付いていないキャップを選ぶのがおすすめです。

 

■ツイストキャップのジャム瓶の脱気方法

 

ツイストキャップには高い密閉性があるため、保存時にしっかりと脱気を行なっておくことで容器の中身を長持ちさせることが可能です。ここでは、ツイストキャップを使ってジャム瓶を脱気させるための方法を紹介します。

 

・①煮沸消毒したジャム瓶に内容物を入れる

あらかじめ10分間煮沸消毒しておいたジャム瓶を用意し、保存したい内容物を入れてください。内容物がまだ冷めていない場合は、温かいまま入れてしまっても構いませんが、ジャム瓶と内容物に40度以上の温度差が出ないように注意しましょう。

 

・②沸騰したお湯に瓶を入れる

瓶のキャップを軽く閉めてから、沸騰したお湯の中にジャム瓶を入れましょう。この際キャップを閉めすぎないように気を付けてください。キャップを軽く閉めておくことで、瓶の中の空気が抜けやすくなります。

 

・③瓶を入れて20分以上煮沸する

お湯の中にジャム瓶を入れたままの状態で、20分以上しっかり煮沸を行なってください。

 

・④一瞬だけキャップを開けて空気を逃がす

煮沸が終わったら一瞬だけキャップを開けて、瓶の中に残っている空気を抜きましょう。ただし、瓶や蓋を直接触るとやけどにつながる恐れがあるため、鍋つかみやふきんを使うなどして直接触らないように配慮してください。空気を抜き終わったらそのまま冷ましておきます。瓶の中の気圧が下がれば、脱気が完了です。

 

 

■ツイストキャップが使える斎藤容器おすすめの容器  

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ツイストキャップを使いたいけれど、容器の選び方がよくわからない方は、以下で紹介する斎藤容器の商品がおすすめです。

 

・SS-角180ST

 

SS-角180STは、四角い形をしている保存容器です。平らな面だけで構成されているため、隙間なく詰められて整頓しやすく、スペースを無駄なく利用して収納できます。開口部が広いことからジャムやハチミツなど、スプーンが必要になるペースト状のものも出し入れしやすい手頃なサイズで、日常生活にも溶け込みやすいでしょう。ベーシックな形状は好みを選ばないうえに使いやすく、見せる保存容器として中身を引き立たせたい場合にもおすすめです。

容量(ml)/OF 180
重量(g) 170
幅・直径(mm) 56.5×56.5
高さ(mm) 90.3
キャップ 53ツイスト
入数 60
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・エスジェー200ST

エスジェー200STは、瓶の側面が6角形になっていて、蜂の巣を思わせるような形をしています。角が多いことから円柱の形状に比べて滑りにくいうえに、小さい子どもや女性の手にもフィットしやすく、掴みやすい形状です。ツイストキャップのためクイックオープン性が高く、開閉もしやすくなっています。

粘性の高いジャムなどはもちろん、固まりやすい砂糖などの保存にも適しているでしょう。キャップが白いため、内容物が映えやすく、食品の場合は食欲をそそるように見せられることもポイントです。汎用性の高いサイズ感なので、さまざまな内容物を入れるのに適しています。

容量(ml)/OF 205
重量(g) 169
幅・直径(mm) 62×69
高さ(mm) 96.5
キャップ 58ツイスト
入数 60
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・Sフレッシュ145ST

Sフレッシュ145STはやや高さがあるため、通常のジャム瓶サイズでは入り切らない容量のものでも安心です。側面が6角形で手になじみやすく扱いやすい大きさのため、コンパクトに収納できます。ドレッシングやドリンク類、スイーツなどさまざまなものに適しています。高さがある分、ドレッシングなど複数の層で分離するようなものを入れたい場合にはSフレッシュ145ST選ぶとよいでしょう。

容量(ml)/OF 145
重量(g) 156
幅・直径(mm) 44.9×48.5
高さ(mm) 128.5
キャップ 43ツイスト
入数 35
材質/色 ガラス/トーメイ

 

・MST-270

MST-270は、ドリンクボトルのような形状をしていることが特徴です。小さめのキャップは開けやすく、容器の中身をそのまま注いで使用できます。シロップやドレッシング、タレなどの調味料を保存しておけば、お玉などの道具を使わずに手軽に使えるでしょう。特に、粘性の低いものが適しています。冷蔵庫のドリンクホルダーにも立てやすいサイズになっているため、ドリンク類にもおすすめです。液体向けの保存容器を探している場合は、MST-270を検討してみてはいかがでしょうか。

容量(ml)/OF 270
重量(g) 205
幅・直径(mm) 58
高さ(mm) 170
キャップ 38STD
入数 40
材質/色 ガラス/トーメイ

 

※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。

 

■まとめ

ツイストキャップにはさまざまな種類があるため、選び方をよく理解して保存するものに適したものを使用してください。内容物によって適している形状は異なるので、複数の種類から比較、検討することが大切です。また、ツイストキャップ以外にも容器に入れた商品の見え方で需要が異なるため、商品として販売する前には実際に複数の容器に入れた状態で比較してから決定するようにしましょう。ラベルを貼ったときの見え方なども見ておくと、イメージが掴みやすいのでおすすめです。

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