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2022年09月01日

【コラム】飲食店のドリンクのテイクアウトには瓶がおすすめ?テイクアウト販売に必要な届け出や免許とは

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飲食店で飲料をテイクアウト販売する場合は、瓶の容器で提供するのがおすすめです。ガラス製の瓶は高級感があるため、SNS映えする飲料を提供できます。今回は、飲食店のドリンクのテイクアウト容器や、テイクアウト営業に必要な届け出などについて紹介します。

 

■テイクアウトできるドリンクの需要が急増

近年、新型コロナウイルスが流行したことにより、外出・外食のリスクを気にせずお店の味を楽しめるテイクアウトドリンクの需要が高まっています。それに伴って見た目の可愛らしさや美しさが注目され、中身はもちろん、カップのデザインまでもが重要視されるようになりました。
また、ドリンクのテイクアウト販売は提供する店側にとってもメリットが大きく、新たな経営戦略の一つとして取り入れる飲食店が増えています。

 

・SNS映えするテイクアウトのドリンクが人気

数年前に一大ブームを巻き起こしたタピオカドリンクやレモネードのように、最近では「SNS映え」するテイクアウトのドリンクが人気を集めています。クリームがトッピングされていたり中身が透き通っていたりなど、可愛らしい見た目であることが大きな理由です。
また、テイクアウトのドリンクを購入した人の多くは絶景やホットスポットと一緒に撮影し、InstagramをはじめとするSNSに投稿して他のユーザーと共有したり反応を楽しんだりしています。そのため、どこにでも持ち運べるうえにデザイン性の高いテイクアウトドリンクが好まれているのです。

・テイクアウト飲料を提供する飲食店側のメリット

テイクアウト飲料はカップやストローなどの備品があれば販売できるため、低コストで始められる点が飲食店側の大きなメリットと言えるでしょう。また、中身のドリンクを容器に注いでストローを刺すだけで提供できることから、オペレーションも非常に簡単です。
盛り付けの手間や備品が多いフードのテイクアウト販売に比べて手軽なことも、テイクアウトドリンクが販売されやすい理由と言えます。

 

■テイクアウトのドリンクを提供するために必要な届出や免許とは?

テイクアウトのドリンクを提供する場合は、業態や販売スタイル、メニューによって必要な届出と免許が異なります。
詳しく解説していきますので、ぜひ今後の参考にしてください。

 

 

・すでに飲食店として営業している場合

すでに開業している飲食店が店舗メニューのドリンクをテイクアウト販売する場合は、新たな許可・免許は必要ありません。開業時に取得した営業許可や免許によって、テイクアウト販売の要件を十分に満たしていると判断されるからです。
ただし、次に挙げる3つのケースでは、特定の許可・免許を取得する必要があります。許可・免許を得ないまま営業を始めると厳しい罰則や罰金が科せられる場合もあるため、十分に注意しましょう。

・新規で開業する場合

テイクアウト販売のお店を新たに開業する場合は、「食品衛生責任者」と「保健所の営業許可」を取得しなければなりません。また、たとえ開業済みのお店であっても、別のテイクアウト専門の店舗を出したり、テイクアウトのための新たな設備を導入したりする場合は新たな許可が必要です。
食品衛生責任者の資格を取得する際は、各都道府県指定の講習会場で講習を受講します。営業許可は保健所による店舗や調理場の立ち入り検査が行われたうえで、基準を満たしていれば取得が可能です。

・お酒を提供する場合

酒類をテイクアウト販売する場合は、酒税法で「酒類販売業免許」の取得が義務付けられています。普段店内でアルコールを提供している場合でも、すぐにテイクアウト販売を開始できるわけではないため、注意しましょう。酒類販売業免許を取得する際は店内設備のほか、税金の滞納や法令違反による罰則がないかも厳しく監査されます。
ただし近年のコロナ禍により、国税庁が付与する「期限付酒類小売業免許」を取得すれば酒類のテイクアウト販売が可能になりました。軽食やお弁当の提供がメインであったテイクアウト販売にお酒が加わったことも、テイクアウトドリンクが一層注目を集めるようになった理由の一つと言えるでしょう。

・食べものを一緒にテイクアウト販売したい場合は?

店舗で提供しているメニューをそのままテイクアウト販売するのであれば、基本的に別途許可は不要です。ただし、新たにテイクアウト用のメニューを設けて販売する際は、許可が必要になる可能性があります。
たとえばレストランが店舗メニューとは別に、コーヒーやサンドイッチをテイクアウト販売する場合は「喫茶店営業許可」、パンやケーキなら「菓子製造業許可」といった具合に必要な許可が変わるため、注意が必要です。
フードのテイクアウト販売については、管轄の保健所や市町村の法令で種別が異なったり、細かい決まりがあったりなど、営業する店舗側では判断しにくい面もあります。自分のお店に必要な許可がわからないときは、地域を管轄する保健所に問い合わせてみましょう。

 

■ドリンクをテイクアウト販売するための容器の選び方

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テイクアウトのドリンクを入れる容器にはさまざまな材質があり、飲みものの種類や性質によって適したものが異なります。また、容器の見た目やデザイン、質感も容器選びの大切なポイントです。
最後にテイクアウトドリンクを入れる容器の選び方について、解説します。

 

・ホット用とアイス用をそれぞれ用意する

テイクアウトのドリンク容器は、ホット用とアイス用に分けて用意しましょう。コスト面を考慮するのであれば、兼用可能な紙カップや発泡紙カップがおすすめです。特に発泡紙カップは保温効果が高いため、おいしさを保ったまま提供できます。断熱性もあり、カップの表面が熱くならないのもメリットと言えるでしょ。
また、酒類は缶や瓶のまま販売したりプラカップやグラウラーに入れて提供したりなど、飲みものの性質に応じて容器を使い分けることも大切です。見た目やお店の雰囲気との一体感も考慮して決めましょう。

・SNS映えを狙うなら瓶がおすすめ

SNS映えを狙ったテイクアウト販売をするなら、ガラス瓶を活用するのがおすすめです。瓶であれば透明で中身が見えるため、紙カップよりもドリンクをおしゃれに演出できます。また見た目に高級感があることから、ドリンクに特別な印象をもたせられるのも魅力です。
ただし、ガラス瓶のよさを最大限に活かすためには、中身のドリンクそのものを工夫しなければなりません。たとえば、フルーツやクリームをトッピングしたり飾りを挿したりなど、ドリンクが華やかで可愛らしい見た目になるようにしましょう。また、ガラス瓶の形をデザインするのも一つの手です。クールな雰囲気のお店にはスタイリッシュなものを、ポップで明るいイメージのお店であれば丸みのあるデザインを選ぶなど、お店のコンセプトに合わせて決めるとより魅力的に見せられます。瓶の表面にお店のロゴや模様を印刷するのもよいでしょう。

 

■まとめ

テイクアウトのドリンクは今後ますます需要が増え、メニューや容器にもさらなる変化が予想されるでしょう。この機会にドリンクのテイクアウト販売を始めてみてはいかがでしょうか?
その際はぜひ、斎藤容器の瓶容器も選択の候補にお考えください。斎藤容器では、テイクアウトのドリンクにも最適なガラス瓶容器を販売しております。

 

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