スクリュー式広口びんとは?用途や使用事例を紹介

コラム

スクリュー式広口びんと聞いて、具体的にどのような容器なのか、どのような用途で使用されているかピンと来ない方もいらっしゃるでしょう。

スクリュー式広口びんはあらゆる商品において使用されており、最適な使用方法を見つけるとより商品の魅力を引き出せます。

今回は、スクリュー式広口びんの用途や使用事例を紹介します。

商品に最適なびんをお探しの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

プラスチックボトルを使用する際は、具体的な制作ステップを事前に確認しておきましょう。

■スクリュー式広口びんの特徴

スクリュー式広口びんは、商品の容器として取り入れる際に魅力的な特徴が3つあります。以下では、各特徴について解説します。

開閉が楽にできる

スクリュー式広口びんは、開閉が楽にできます。

キャップに厚みがあるため、力が入りやすく、しっかり握って回転させれば簡単に開閉することが可能です。

またネジを回すようにしてキャップを閉めるため、ツイストキャップのように閉める際にキャップがずれて、びんとキャップの間に隙間ができていた、というミスが起こることもあまりありません。

開閉しやすくかつ密封性も確保しており、利便性に長けています。

破損しにくい

スクリュー式広口びんは、ツイスト式広口びんと比較して、キャッパーを使用した際に破損しにくい特徴があります。

キャッパーとは、商品の充填後にびんのキャップ閉めをする機械のことで、キャップの厚みが薄いと機械の圧力を受けて破損してしまうことがありますが、スクリュー式広口びんであれば、キャップに厚みがあることから破損するリスクは低くなります。

ただし通常使用時の破損については、スクリュー式広口びんもツイストびんも同等の耐久性です。

内容物が漏れにくい

スクリュー式広口びんは、内容物が漏れにくいです。

ツイストキャップは、キャップに付いている「ラグ」という小さい爪をネジ山に引っかけて蓋をしますが、簡単に緩んでしまうことが欠点です。

一方、スクリューキャップはキャップにもネジが切ってあり、キャップのネジ山とびんのネジ山がかみ合います。

スクリュー式広口びんはしっかり蓋ができるため、充填がきちんと行えていれば内容物が漏れるリスクが低いです。

■スクリュー式広口びんの主な用途

スクリュー式広口びんは多くの場面でも使用されていますが、主に3つの用途があります。

最適な方法で使用するためにも、スクリュー式広口びんの使用用途を確認しておきましょう。

食品

スクリュー式広口びんは、食品の容器に最適です。

スクリュー式広口びんは常温保存に適している容器であるため、梅干しやピクルス、食べるラー油などの常温で長期保存できる食品の容器に適しています。

また、キャップのネジ山とびんのネジ山がしっかりかみ合って蓋ができるため、食品の液体や食品自体が漏れるリスクが低いです。

医薬品

スクリュー式広口びんは、医薬品の容器にも適しています。

サプリメントや錠剤、漢方薬などの薬品の容器として、長期間安全に保管できて品質の維持にも貢献するでしょう。

密封性の高さにより、外部からの湿気や空気の侵入を防ぎ、薬品の効力を保ってくれます。

化粧品

化粧品業界でも、スクリュー式広口びんは広く使用されています。

特に、バスソルトや入浴剤の容器としておすすめです。スクリューキャップは密封性の高さから、湿気や空気から中身を守り、商品の劣化を防ぎます。

特にガラス製のびんであれば、中身の美しい色合いやテクスチャを視覚的に楽しむことも可能なため、商品の魅力を引き立てて消費者の目を引くはずです。

ただし、破損やキャップの劣化を加味し、浴室内での保管を避けるような注意喚起を行うことが望ましいです。

■スクリュー式広口びんの素材

スクリュー式広口びんを採用する際は、びんの素材も考慮する必要があります。

びんの素材は商品に適切なものを選択すれば、より商品の魅力を引き出せるでしょう。

ガラス製

スクリュー式広口びんの素材としてガラスは人気な素材の一つです。

ガラス特有の無臭性により、プラスチック製のように食品や医薬品のにおい移りがしないことが特徴です

また透明性が高く、容器の外側からでも商品を確認できるため、より商品の魅力を引き立たせられるでしょう。

プラスチック製

プラスチック製のびんは、軽量で衝撃にも強いためあらゆる用途に向いています。

ガラス製のびんと比べても割れにくく、輸送やお店に並べる際に破損のリスクが低い点でも魅力です。また比重が軽い素材であるため、持ち運び商品にも向いています。

薬品に対する耐性も高いため、化学薬品の容器としても最適でしょう。

■スクリュー式広口びんの選び方

スクリュー式広口びんを商品の容器として採用する際は、商品の魅力を引き出すためにも最適なものを選ぶ必要があります。

以下では、商品に合うスクリュー式広口びんを選ぶポイントを解説します。

用途に応じて選ぶ

スクリュー式広口びんは、用途に応じて選びましょう。

食品に使用する際は、無臭で安全性の高いガラス製が適しています。

飲食店の店舗で使用する際や顧客が使用する際でも、保存する食品の風味を損なわず、密封性が高いことにより内容物が漏れにくいです。

一方、薬品の保存はプラスチック製が向いています。

プラスチックは軽量で割れにくく、取り扱いしやすい傾向にあり、医薬品や化学薬品を安全に消費者に届けられます。

用途に合わせて適切な素材を選べば、保存物の品質を維持できるでしょう。

サイズと容量から選ぶ

サイズと容量から容器を選ぶことも重要です。用途に応じて適切なサイズと容量を選べば、使用時の利便性も向上します。

例えば、10~50ml程度の小容量のびんは試薬やサンプルを提供する際に向いており、少量の商品を消費者に試してもらう際に向いています。

また、業務用として販売したい場合は、500mlなどの大容量のものを選ぶことで消費者も手に取りやすくなるでしょう。

カスタマイズできるかで選ぶ

カスタマイズできるかどうかもスクリュー式広口びんを選ぶ際に重要なポイントです。

商品のキャップの色やデザイン、ラベルの貼り付けなど、独自にカスタマイズしやすい容器を選べば、より商品の個性を引き立てられます。

特に、ブランドイメージに合わせたカスタマイズができるびんを選ぶことは、マーケティングやブランディングにおいても重要です。ブランド色やロゴ、メッセージを反映したびんは、消費者にも強い印象を与えて商品価値を高められます。

びんを独自にカスタマイズできるかどうかも確認しておきましょう。

■おすすめのスクリュー式広口びん

斎藤容器には、おすすめのスクリュー式広びんが3種類あります。

以下でご紹介する以外にも多くの容器を提供しているため、商品の容器についてお悩みの方はぜひ斎藤容器までお問い合わせください。

S-180

ガラス製のスクリュー式広口びんは、食品や調味料の容器として最適です。

広口デザインで消費者は内容物を取り出しやすく、スクリューキャップの密封性により品質を維持できます。

ジャムやはちみつ、ソースなどの販売に向いており、ガラス製であるため商品を外観からでもアピールできるでしょう。

容量(ml)/OF190
重量(g)200
幅・直径(mm)62
高さ(mm)98
キャップ62ネジト
入数60
材質/色ガラス/トーメイ

F-300NN

ガラス製のスクリュー式広口びんで、コンパクトなデザインが特徴です。

底に向かって緩やかな台形を描いており、スタイリッシュな外見をしています。

ジャム・蜂蜜・ペースト・雑貨などさまざまな用途にご利用いただけます。

容量(ml)/OF300
重量(g)230
幅・直径(mm)70.4×70.4
高さ(mm)102.5
キャップ62ネジ
入数40
材質/色ガラス/トーメイ

PP-500

クルクルとキャップを回して閉めるスクリューキャップの樹脂容器です。

トンガリタイプのキャップが付いており、液だれを防ぎながら使用できます。

蜂蜜・シロップ・液体シュガーなどの容器として最適です。

容量(ml)/OF405
重量(g)28
幅・直径(mm)66.5
高さ(mm)149.6
キャップトンガリL
入数200
材質/色PP/ナチュラル

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。
※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満注量のことです。
※NET(ネット):正味容量のことです。

■まとめ

スクリュー式広口びんは、密封性が高い上に開閉しやすいスクリュー式のキャップと口の広さにより内容物を取り出しやすいことが魅力です。

斎藤容器ではスクリュー式広口びんを豊富に取り扱っており、ニーズに合わせて最適な容器をご提案します。

どのような容器を使用するかお悩みの方は、ぜひ斎藤容器までお問い合わせください。

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