ツイストキャップとはどんなキャップ?メリットとデメリットについて紹介

コラム

ツイストキャップとは、ジャムの瓶などに使用されるキャップです。ツイストキャップには、メリットとデメリットがあります。使用の際には、スクリューキャップとの違いも併せて理解しておきましょう。

今回は、ツイストキャップについて紹介します。

■ツイストキャップとはどんなもの?

ツイストキャップとはどのようなものか、まずは仕組みや特徴を確認しておきましょう。

ツイストキャップとは

ツイストキャップとは、文字通りひねって閉めるタイプを指します。キャップの内側には、ラグと呼ばれる小さな爪が数箇所付いており、容器側の溝と蓋のラグを噛み合わせることによって、開閉できる仕組みです。ラグがあることから、ラグキャップと呼ばれる場合もあります。

ツイストキャップの特徴

ツイストキャップの見た目は平らで薄いことが特徴で、ジャム瓶の蓋などによく用いられています。ペットボトルの蓋のように何度も回す必要はなく、軽くひねるだけで簡単に開閉が可能です。また、ネジのような溝が彫られていないため、蓋の側面は凸凹がなくフラットな見た目をしています。

■ツイストキャップのメリットとデメリット

ツイストキャップは使いやすく便利なアイテムですが、使用する際にはメリットとデメリットをよく理解しておきましょう。すべてにツイストキャップを用いるのではなく、用途に合わせて使用することが大切です。

ツイストキャップのメリット

ツイストキャップには、以下のようなメリットがあります。

●    平らで薄いキャップのため、見た目がコンパクト

●    キャップや瓶の種類が豊富で好みのものを選びやすい

●    キャップと瓶の接触面が少なく、内容物が付着しても開閉しやすい

●    容器内の気圧が低い場合でも簡単に開けられる

ツイストキャップのデメリット

ツイストキャップのデメリットには、以下の可能性が挙げられます。

●    閉め方が不十分な場合、内容物が漏れてしまう

●    強く締めすぎるとキャップが破損してしまい、緩みや漏れなどにつながる

●    容器内の空気が膨張した場合、キャップが自然に緩んでしまう

●    キャップを丁寧に閉めなければ、しっかりキャッピングできない場合がある

■ツイストキャップのセーフティボタンについて

ツイストキャップの中には、セーフティボタンが付いているものがあります。容器の内容物を守ってくれるため、食品など安全性が求められるものによく使用されるキャップです。

セーフティボタンとは

セーフティボタンとは、ツイストキャップの中央部に付いているボタンのことで、開封するとボタンが浮く仕組みになっています。セーフティボタンを凹ませた状態にするには、中を真空状態にしなくてはなりません。つまり、容器内の密閉状態がしっかり保たれているかは、ボタンの凸凹で確認することが可能です。

セーフティボタンのメリット

ツイストキャップにセーフティボタンをつけることで、食品の鮮度を保ったまま保存できるメリットがあります。なぜなら、セーフティボタンを凹ませた状態にするためには、専用の機械を使用して容器内の空気を抜く必要があるからです。

容器の内部を真空状態にすることで食品が空気に触れず、長期間の保存が可能になります。また、セーフティボタンがあれば開封状態を外側から簡単に確認できるため、いたずら対策としても効果的です。

■スクリューキャップとの違い

保存容器のキャップには、ツイストキャップの他にもスクリューキャップがあります。スクリューキャップにはツイストキャップとは異なる点も多数あるため、仕組みや違いなどをここでしっかり確認しておきましょう。

スクリューキャップとは?

スクリューキャップはキャップの裏側にラグのあるツイストキャップとは異なり、側面と容器側に溝があります。合わさっているキャップと容器の溝を、手でねじるようにして回すことで開閉します。ネジ式である分、キャップや容器の口部分に高さがあり、ツイストキャップのようにひねるだけでは外れません。常温保存の際によく使用されるタイプです。

スクリューキャップのメリット

スクリューキャップはツイストキャップよりも厚みがあるため、しっかり掴んで開けることが可能です。力を入れて回しやすいうえ、開閉のしやすさや破損に強い特性があります。また、ツイストキャップとは異なり開閉しやすいことから、子どもや高齢者にも扱いやすいキャップと言えるでしょう。また、ツイストキャップのように容器の内圧でキャップが緩みにくいこともメリットです。

■斎藤容器がおすすめするツイストキャップの容器

容器の専門メーカーである斉藤容器でも、ツイストキャップの容器を取り扱っています。なかでも、特におすすめなものは以下の4つです。

日本丸140

日本丸140は使いやすいサイズ感が特徴で、コロンとした丸いフォルムがかわいらしい容器です。多すぎず少なすぎない容量で汎用性が高く、ジャムなどの保存にも適しています。シンプルな見た目ながら保存力も高いので、手に取りやすいことから、保存容器選びに迷った際にはこちらを選ぶとよいでしょう。

容量(ml)/OF140
重量(g)135
幅・直径(mm)68.5
高さ(mm)63
キャップ63ツイスト
入数72
材質/色ガラス/トーメイ

SSデザート90ST

SSデザート90STはコンパクトなサイズが特徴で、調味料などの少量保存に適しています。横幅に比べてやや高さがあるため、容器をしっかり掴んで開閉できることが特徴です。また、容器自体が軽いことから、中身を入れた場合でも重さが気になりません。子どもや高齢者でも、比較的扱いやすい容器と言えるでしょう。

容量(ml)/OF104
重量(g)110
幅・直径(mm)55
高さ(mm)76
キャップ48ツイスト
入数70
材質/色ガラス/トーメイ

ストレート350ST

ストレート350STは、文字通りストレートな形状が特徴です。縦長の特性を活かして狭いスペースにも置きやすく、複数の容器をまとめて置いてもスッキリとした印象を与えられます。冷蔵庫にも収納しやすいサイズで、常温保存に向かないものやドリンクにもおすすめです。細身ではあるものの、350mlの容量があるため、ある程度の容量が必要な場合にも向いています。

容量(ml)/OF350
重量(g)260
幅・直径(mm)55.2
高さ(mm)196.5
キャップ53ツイスト
入数35
材質/色ガラス/トーメイ

デリシャス275

デリシャス275は容器の上部にさり気ないデザインが施されているため、見せる収納など保存容器にインテリア性を求める方にもおすすめの容器です。華美なデザインではありませんが、中身を見せたい場合にも邪魔にならず、高級感のある印象を与えられます。上部がくぼんだ形状ですが、開口部が広くて中身も出しやすいデザインです。

容量(ml)/OF275
重量(g)170
幅・直径(mm)66.2×67.7
高さ(mm)120
キャップ53ツイスト
入数60
材質/色ガラス/トーメイ

※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。

■まとめ

ツイストキャップは保存容器のキャップの一つで、簡単に開閉できる利便性と密閉性の高さで広く使用されています。ただし、しっかりキャッピングできていないと内容物が密閉できないうえに長期保存も難しくなってしまうため、ツイストキャップの容器を使用する際は丁寧に締めるようにしましょう。また、容器を選定する際はツイストキャップ以外にスクリューキャップなど似た形状の容器も検討することをおすすめします。

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