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2024年03月29日

【コラム】屋外イベントで食品販売する際の容器の選び方を紹

 

23/09-6-1

 

コロナウイルスによる制限が撤廃されたことで、最近はイベントや外食の需要も戻ってきています。また、エコの観点や環境問題も踏まえたうえで容器を選ぶ必要があるため、包装資材に悩まれる方も多いのではないでしょうか。

今回は、容器の選び方と併せて、屋外イベントでの食品販売についての注意点や設備も紹介します。

 

 

■屋外イベントで使用する食品容器の選び方

 

屋外イベントで使い捨ての容器を使用する際、求められる機能を備えている必要があります。食品によって対応できる容器は異なるため、まずはどんなものがあるか、選び方から見ていきましょう。

 

・持ちやすいもの

イベント時の利用者は、複数の商品を持っていたり移動したりしていることから、片手で持てる大きさや形、取っ手が付いている容器を選びましょう。また、コストはかかりますが、飲みものをセットで販売する際には、食品と一緒に運べる使い捨てのトレーがあると便利です。持ち運びがしやすい容器なら利用者も手に取りやすいため、商品が選ばれやすいメリットもあります。

 

・蓋が付いているもの

屋外で食品を販売する際には、ゴミが混入しないように蓋付きの容器の使用をおすすめします。温かい料理の場合は、保温性も高められるでしょう。また、積み重ねて並べておけるので、狭いスペースでも場所をとりません。

商品の中身が見える蓋が透明のタイプを選ぶと、利用者も安心して購入できます。

 

・断熱性があるもの

販売する料理が温かい場合、必ず断熱性のある容器を選んでください。熱くて持ち運べないと安全性に欠けてしまい、利用者の満足度も下がりかねません。できたてのおいしさを提供するためにも、断熱性に優れた容器を使いましょう。

一般的にPSP(発泡ポリスチレン)と呼ばれる発泡素材が使用されています。PSPは断熱性だけでなく、気泡構造になっているので、軽さも特徴です。

 

・耐衝撃性があるもの

屋外で販売する料理のほとんどが、持ち運びすることを前提としています。そのため、万が一落としてしまっても割れない素材であることも重要です。

主に、プラスチック素材で熱にも強いPP(ポリプロピレン)、またはPS(ポリスチレン)などがフードパックとして利用されています。加工しやすいほか、耐油性にも優れている点などから選ばれている人気の素材です。

 

・耐油性や耐水性に優れるもの

からあげやポテトフライなどの揚げもの、ラーメンや冷たいドリンクなどの汁ものや飲みものを扱う場合、耐油性や耐水性のある容器に盛り付ける必要があります。これまでは、PPやPETなどの素材が利用されていました。しかし、近年はエコの観点から、耐油加工や耐水加工を施した素材も登場しており、材質は紙や木、バガス素材などさまざまです。

 

・環境への配慮がされているもの

屋外イベントで使用される容器は、使い捨てがメインです。上記でも紹介したように、エコな素材を使用することで、環境への配慮もアピールできます。

たとえば、圧縮したサトウキビの残りから作られるバガスは、環境に優しい素材です。また、同じプラスチックでもバイオプラスチックに変える、または紙や木製素材を利用するなど、販売する料理に合わせて検討してみましょう。

 

 

■屋外イベントで出店する許可と資格

屋外で食べものを販売する際は、出店する地域やイベントに応じて注意点を確認しなくてはなりません。以下では、出店に際して最低限必要な許可と資格を解説します。

 

・臨時営業許可

屋外イベントなど短期間で簡易な施設を用いて食べものを販売するためには、臨時営業の許可が必要です。地域やイベントによって、規定はそれぞれ異なります。また、申請には時間がかかることもあるので、書類などは前もって準備しておきましょう。

取得には手数料もかかるケースがほとんどですが、内容によっては届けを出すだけで問題ない場合もあるので、詳細は保健所で確認してみてください。

 

・食品衛生責任者証

食品を扱ううえで、必ず1人は所有していなければならない資格です。出店前に提出が求められるため、食品衛生協会の定めた講習を受けて取得しておきましょう。すでに調理師や栄養士などの資格を取得済の方がいる場合は、受講の必要はありません。また、資格の所有者は経営者以外でも問題ないですが、店舗を兼任することは認められていませんので、出店数が多い場合は注意が必要です。

 

 

■イベントに出店し調理を行う場合の注意点

 

ここでは、屋外イベントに出店する際の調理方法について、注意点を3つ紹介します。扱う食品によって対処は異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

 

・簡単な調理のみが許可されている

屋外イベントの際は、本格的な調理が禁止されている場合もあります。出店する会場で許可されている範囲を確認しておきましょう。

 

原則として、以下の作業は許可されています。

    店頭で「焼く」「揚げる」「煮る」などの加熱する作業

    かき氷などの盛り付け作業

    綿菓子やポップコーンなどを作る作業

 

ただし、冷蔵・冷凍の設備が整っている場合は許可されるなど、細かい規定もあります。材料の仕込みを行うことも禁止されていることから、該当する食品に対する作業の許可範囲を把握しておくことが大切です。

 

・前日調理は禁止されている

食品の衛生面に配慮して、食材は当日に加熱調理したもののみ販売ができます。たとえば、前日の売れ残りを再利用したり、数を売りたいからと前もって作り置きをしておいたりすることは一切禁止です。当日持ち込む食材に関しても厳しく制限されています。

 

・生ものは提供できない

例外もありますが、その場でカットしたり搾りたてのジュースにしたりなどは禁止されています。特に、デザート系を考えている方は注意してください。生クリームやカスタードなども含まれるほか、加熱する食材も冷蔵・冷凍設備で適切に保存しておかなければなりません。

 

 

■イベントで飲食出店する際に必要な設備

 

屋外イベントに出店する際に必要な設備として、代表的なものを3つ紹介します。

 

・屋根や三方囲い

食品を扱うため、衛生面に注意しましょう。屋外での出店には、屋根や三方囲いを用意し、ホコリ対策を行います。定期的に掃除をすることも大切ですが、土埃が舞いそうな場所ではあらかじめ水を撒いておくとよいでしょう。また、お店が暗くならないように、店内を照らすライトも必要です。

ただし、主催側の提示しているルールがある場合、それに準じた設備で用意してください。

 

・洗浄設備

食中毒を防ぐためにも、使用するブース内は清潔でなければなりません。たとえ共有の洗い場がある場合でも、手元に給水タンクを用意し、手指の洗浄が行えるスペースを確保してください。提供する料理によっては、調理器具が洗える大きさも必要です。

その他、消毒用のアルコールスプレーやペーパータオルなど、1日の営業に必要な量を用意します。

 

・冷蔵設備

提供する料理によって食材の保存方法は異なるため、必要に応じて冷蔵・冷凍設備を整えましょう。冷蔵のみであれば、手軽に用意できるものにクーラーボックスがありますが、温度管理に注意が必要です。食材が傷まないように、保存状態は徹底しましょう。

 

 

■まとめ

屋外イベントで食品を販売する場合、提供したい料理によって必要な容器が異なります。最近はエコに特化した容器も多数販売されているため、積極的に取り入れていきましょう。

出店する際は許可や設備の規定に従い、適切に対応してください。

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